吉野家HD-売り気配 通期営業益を上方修正も市場コンセンサス下回る
吉野家ホールディングス<9861.T>が売り気配。同社は10日に、20.2期通期の連結営業利益予想を従来の10.0億円から36.0億円(前期比34.6倍)に引き上げると発表した。市場コンセンサスは41.5億円。
吉野家の増収やはなまるの収益向上に加え、2020年2月期の最重要経営課題とした、持続的な成長と本業の収益力の向上により業績の立て直しを図る「基盤整備」に向けて、グループ全体で様々な施策や取り組みを実行しており、その成果が着実に現れているとしている。
併せて発表した、20.2期3Q累計(3-11月)の連結営業損益は28.9億円の黒字(前年同期は5.6億円の赤字)だった。
主力事業である吉野家が連続的な商品導入や積極的なキャンペーンを効果的に実施したことにより既存店売上高が好調に推移したことや、積極的に出店を進めているはなまる・京樽・海外セ
グメントの売上高が増加したことなどが寄与した。
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