後場コメント No.3  シーイーシー、東芝、アクアライン、MrMaxHD、コシダカHD、ユニネクなど

2020/01/14(火) 15:03
★13:22  シーイーシー-いちよしがフェアバリュー引き上げ 自社製品の販売増加で収益性は向上している
 シーイーシー<9692.T>が続伸。いちよし経済研究所では、自社製品の販売増加で収益性は向上していると評価。レーティングは「A」を継続、フェアバリューを3500円→3600円に引き上げた。

 業績予想を上方修正。20.1期通期を売上高523億円(前年同期比5%増)、営業利益59億円(同20%増)と予想、主に3Qでの上ブレを反映した。4Q(11-1月)もデジタルインダストリー事業やサービスインテグレーション事業が堅調に推移するとみている。21.1期以降については、収益性の改善を織り込んだ。不適切な取引・会計処理の問題を受けて、内部体制を強化するための費用等が増加するとしながらも、自社製品の販売が続くため、全体としての収益性は従来水準で維持されるとみている。

★13:25  東芝-大幅高 量子暗号通信技術を用いた全ゲノム配列データの伝送を世界で初めて実証
 東芝<6502.T>が大幅高。同社は14日に、東北大学東北メディカル・メガバンク機構と共同で、数百ギガバイトを超えるデータ量の全ゲノム配列データを、量子暗号通信を用いて伝送することに世界で初めて成功したと発表した。
 
 量子暗号通信技術による鍵配信速度は現時点で最大でも10Mbps程であり、大規模なデータ伝送の活用には課題があったが、大規模データを逐次暗号化・逐次伝送するシステムを新たに開発し、全ゲノム配列データのリアルタイム伝送を実現。量子暗号技術が大容量データの伝送に活用できること、またゲノム研究・ゲノム医療の分野において実用レベルで活用できることを実証したとしている。

★13:27  アクアライン-後場マイナス転換 通期営業益を下方修正 3Q累計営業赤字転落
 アクアライン<6173.T>が後場マイナス転換。同社は14日12時に、20.2期通期の連結営業益予想を従来の2億6900万円から200万円(前期比98.7%減)に引き下げると発表した。

 水まわり緊急修理サービス事業において、入電数が想定より増加せず売上高に対する集客コスト(広告宣伝費および販売手数料)の比率が想定よりも2%程度高くなったことから、当初計画から下回る見通しとなった。

 併せて発表した、20.2期3Q累計(3-11月)の連結営業損益は9900万円の赤字(前年同期は1億1900万円の黒字)だった。現場サービススタッフ増員による人件費などの増加、自社広告宣伝費の増加などが響いた。

★13:38  MrMax-3日ぶりに大幅反落 3Q累計営業益16%減 売上原価率の上昇響く
 MrMaxHD<8203.T>が3日ぶりに大幅反落。同社は14日に、20.2期3Q累計(3-11月)の連結営業利益は15.9億円(前年同期比16.3%減)だったと発表した。売上原価率が上昇したことが響いた。通期の会社計画28.2億円に対する進ちょくは56.4%となっている。

★13:42  コシダカHD-3日ぶり反落 1Q営業益22%減 カラオケ事業の赤字響く
 コシダカホールディングス<2157.T>が3日ぶり反落。同社は10日、20.8期1Q(9-11月)の連結営業利益が10.7億円(前年同期比21.5%減)だったと発表した。上期の会社計画52.0億円に対する進ちょくは20.6%。
 
 改正健康増進法の施行に先駆けて9月より全店全室禁煙化に踏み切るなど、国内23店舗をリニューアルした費用が先行したことなどから、カラオケ事業が1.7億円のセグメント赤字となったことが響いた。

★13:43  ユニフォームネクスト-急落 12月度売上高1%減
 ユニフォームネクスト<3566.T>が急落。飲食店や医療、作業現場などの業務用ユニホームのネット通販を展開する同社は10日大引け後に、12月度の売上高が3.1億円(前年同月比1.4%減)だったと発表した。11月は4.2億円(同6.4%増)だった。


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