NY概況-3指数が最高値を更新するも終盤は上昇幅を縮小
米株はおおむね堅調。米中通商協議の「第1段階」合意文書署名式への期待やクドロー国家経済会議(NEC)委員長が年後半に減税策が発表されるだろうとの発言も追い風に主要3指数がそろって史上最高値を更新した。ただ、米中合意の内容がほぼ予想通りの内容だったことや、発動済みの対中関税が維持されたことなどで取引終盤には利益確定売りに押される場面もあった。ダウ平均は一時187ドル高まで上昇後、終盤に42ドル安まで下落したが、90.55ドル高(+0.31%)の29030.22ドルと初めて29000ドルを上回って終了。決算が好感されたユナイテッドヘルスが2.83%高となり、1銘柄でダウ平均を55ドル余り押し上げた。S&P500も0.19%高と反発して終了し、終値でも史上最高値を更新。ナスダック総合は0.08%高とわずかに反発して終了したが、終値では最高値を更新できなかった。金融の決算発表は、バンク・オブ・アメリカとゴールドマン・サックスがともに市場予想を上回る決算を発表したが、そろぞれ2.86%安、0.18%安と下落した。
※各種データは取得時の値です。
DOW
29030.22 +90.55 (+0.31%)
NASDAQ
9258.7 +7.37 (+0.08%)
S&P500
3289.29 +6.14 (+0.19%)
SOX
1872.16 -22.48 (-1.19%)
CME225(ドル建て)
23955 -45
CME225(円建て)
23935 +25
WTI
58.05 -0.18 (-0.31%)
ドル円
109.9 -0.07
ユーロ円
122.51 +0.12
米10年債利回り(%)
1.7847 -0.033
米2年債利回り(%)
1.5597 -0.018
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