前場コメント No.10  サントリーBF、IDOM、アドバンスク、エムアップ、スパークスGなど

2020/01/17(金) 11:31
★10:58  サントリーBF-SMBC日興が目標株価を引き下げ 今期は耐える年であり改革を進めるべき年
 サントリー食品インターナショナル<2587.T>が反落。SMBC日興証券では、今期は耐える年であり改革を進めるべき年と指摘。投資評価は「3(アンダーパフォーム)」を継続、目標株価は4400円→4200円に引き下げた。

 投資評価を継続する理由として、1)2020 年の飲料市場は、競争環境が再び過熱する可能性が高い、2)今期はけん引役として期待できる商品が不在、3)アジアの成長に力強さはあるが、今後3期の営業利益は年平均+2.6%の低成長を予想するなどを挙げている。カタリストは、国内での高単価品や小型容器の伸長による単価ミックスの改善、中長期には低糖・健康分野でグローバルニッチの地位の構築などを挙げた。

★10:59  IDOM-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 今期は大幅増益、来期以降は安定増益を予想
 IDOM<7599.T>が反落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、今期は収益性改善で大幅増益、来期以降は安定増益基調を予想と指摘。投資判断は「Hold」継続、目標株価は510円→660円に引き上げた。

 20/2期予想営業利益は76億円→90億円に14億円増額した。主因は台粗利(単独売上総利益/単独直営総販売台数)の引き上げや、販管費を引き下げることによるものとしている。特に単独販管費に関しては20/2期3Q(9-11月)で前年同期比2%減と経費抑制が想定以上に寄与したと指摘。一方で、直営店舗数は12月末で479店と前期末比40店減。出店及び閉店基準厳格化により純減となっているもよう。今後はやや大型店化を進めていく方針で、1店舗あたり小売台数増や台粗利増は見込めるとしつつ、本格的な利益成長に向けては店舗数拡大が課題であるとみている。

★11:01  アドバンスクリエイト-もみ合い 保険証券管理アプリ「folder」を保険代理店向けに提供開始
 アドバンスクリエイト<8798.T>がもみ合い。同社は17日10時55分に、独自開発した保険証券管理アプリ「folder」を保険代理店向けに提供を開始したと発表した。

 独自開発した保険証券管理アプリ「folder」は、保険証券をスマホで撮影することにより、クラウド上で保険証券を管理できる便利なアプリという。導入代理店は、契約した顧客とアプリを通じて連絡することが可能となり、契約保全や保険継続のご案内を簡単に行うことができるようになるとしている。。

★11:14  エムアップ-大幅安 ソフトバンクがAKBグループVR配信開始で同社に失望売り向かう
 エムアップ<3661.T>が大幅安。ソフトバンク<9434.T>が16日、AKB48グループの劇場公演を仮想現実(VR)で同時配信するサービスを始めると発表したことが手がかり。

 同社は、子会社であるEMTG社において、2017年に秋元康氏が特別顧問に就任。また、2018年にはVRコンテンツ制作や360度動画の撮影・配信・販売プラットフォームの構築を主軸とするVRMODE社を設立し、VR事業を立ち上げている。AKB、VRともに関連があったことから、ソフトバンクがAKBのVR事業を担当することで、失望売りが向かっているようだ。

★11:15  スパークスG-7日続伸 未来創生2号ファンドがHRBrainへ投資実行
 スパークス・グループ<8739.T>が変わらず挟み7日続伸。同社は17日11時に、「未来創生2号ファンド」が、人事評価クラウドを提供するHRTechスタートアップである、HRBrain(東京都港区)への投資を実行したと発表した。

 HRBrainは、企業の人事評価プロセスを効率的・効果的に行うクラウドサービス「HRBrain」を提供している。今回の調達資金を活用し、HRBrainは新規プロダクトの開発ならびにエンジニアリング、オペレーション、セールスの人員を増員し、さらなる事業成長を目指すとしている。

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