東海カーボン-続落 黒鉛電極低迷で営業益3割減 20.12期 日経報道
東海カーボン<5301.T>が続落。22日付の日本経済新聞朝刊は、同社の20.12期通期の連結営業利益が400億円程度と前期推定から約3割減となりそうだと報じた。
記事によれば、米中貿易戦争などを受けた世界経済の成長鈍化で、電気炉製鋼向け部材である黒鉛電極の需要が低迷。19年前半までの需給逼迫による顧客の前倒し発注で在庫調整も長引き、価格は下がるようだ。アルミ関連事業などは堅調だが補いきれず、2年連続の減益となるもよう。また、19.12期の連結営業利益は前の期比21%減の580億円という会社計画の水準にほぼ沿って着地したとしている。
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