三菱製紙-マイナス転換 通期営業益を下方修正 パルプ市況低迷が影響

2020/02/10(月) 14:26
 三菱製紙<3864.T>がマイナス転換。同社は10日14時、20.3期通期の連結営業損益予想を従来の25.0億円の黒字から15.0億円の黒字(前期は4000万円の赤字)に引き下げると発表した。  洋紙の国内需要の減少が想定よりも大きいこと、パルプ市況の低迷により市販パルプの数量が計画より下回ることなどにより、前回予想を下回る見通し。  20.3期3Q累計(4-12月)の連結営業損益は7.4億円の黒字(前年同期は12.7億円の赤字)だった。  併せて、2018年11月末に八戸工場4号抄紙機の運転休止から1年を経過し、具体的な再稼働計画が立っていないことから、20.3期3Q期間に減損損失11.6億円を特別損失に計上したことも発表した。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,460.08 +907.92
TOPIX 2,710.73 +44.50
グロース250 655.60 +4.96
NYダウ 38,503.69 +263.71
ナスダック総合 15,696.64 +245.34
ドル/円 154.90 +0.07
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ