NY概況-ダウが小幅反落もS&Pとナスダックの最高値更新続く
米株は高安まちまち。新型コロナウイルス感染拡大の収束期待から朝方は堅調に推移したが、注目されたパウエルFRB議長の議会証言で追加利下げについて明確な言及がなかったほか、市場で「事実上の量的緩和」と受け止められた短期国債購入を縮小するとしたことで金融緩和期待が後退し、上値の重い展開となった。ダウ平均は朝方に138ドル高まで上昇し3営業日ぶりに取引時間中の史上最高値を更新したが、0.48ドル安(-0.00%)とわずかながら反落して終了。3M、キャタピラー、ユナイテッドヘルスなどが上昇した一方、マイクロソフト、プロクター・アンド・ギャンブル、ビザなどの下落が重しとなった。S&P500とナスダック総合は上昇幅を縮小したものの、小幅高で終了し、2日連続で取引時間中と終値での史上最高値を更新した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は2.02%高と2日続伸し、史上最高値まで0.73%に迫った。
※各種データは取得時の値です。
DOW
29276.34 -0.48 (-0.00%)
NASDAQ
9638.94 +10.55 (+0.11%)
S&P500
3357.75 +5.66 (+0.17%)
SOX
1931.08 +38.28 (+2.02%)
CME225(ドル建て)
23895 +195
CME225(円建て)
23885 +245(2/10大証比)
WTI
50 +0.43 (+0.87%)
ドル円
109.78 +0.04
ユーロ円
119.86 +0.11
米10年債利回り(%)
1.6006 +0.054
米2年債利回り(%)
1.4234 +0.046
関連ニュース
海外株の最新ニュース
関連コンテンツ