アサヒ-続落 今期営業益1%増見込むも市場コンセンサス下回る
アサヒグループホールディングス<2502.T>が続落。同社は13日に、20.12期通期の連結営業利益(IFRS基準)予想は2035億円(前期比1.0%増)と発表した。市場コンセンサスは2446億円。
「中期経営方針」に基づいて、国内外での高付加価値ブランドの育成やZBB(ゼロベース予算)の推進などにより「稼ぐ力の強化」に努める。さらに、イノベーションの実現に向けた無形資産(研究開発、人材力など)への投資などにより「経営資源の高度化」を図るとしている。
併せて発表した、19.12期通期の連結営業利益は2014億円(前の期比4.9%減)だった。飲料事業が、最盛期の天候不順の影響などを受けて、工場稼働率が低下したことに伴い製造原価が上昇したことや、市場活性化に向けて広告・販促費を積極的に投入したことなどにより、減益となったことが響いた。
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