前場コメント No.1  日産自、アサヒ、住友不、日ペイントH、ユニチャーム、マツモトキヨシなど

2020/02/14(金) 11:30
★9:00  日産自動車-売り気配 通期営業益を下方修正 年間配当予想を47円減額
 日産自動車<7201.T>が売り気配。同社は13日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の1500億円から850億円(前期比73.3%減)に引き下げると発表した。

 業績の低迷や全体需要の鈍化が続くことを想定し、通期見通しの修正を実施している。

 20.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は543億円(前年同期比82.7%減)だった。
 
 併せて、未定としていた20.3期の期末配当を0円(前期は28.5円)にすると発表した。年間配当は10円(前期は57円)となる。
 

★9:00  アサヒ-続落 今期営業益1%増見込むも市場コンセンサス下回る
 アサヒグループホールディングス<2502.T>が続落。同社は13日に、20.12期通期の連結営業利益(IFRS基準)予想は2035億円(前期比1.0%増)と発表した。市場コンセンサスは2446億円。

 「中期経営方針」に基づいて、国内外での高付加価値ブランドの育成やZBB(ゼロベース予算)の推進などにより「稼ぐ力の強化」に努める。さらに、イノベーションの実現に向けた無形資産(研究開発、人材力など)への投資などにより「経営資源の高度化」を図るとしている。

 併せて発表した、19.12期通期の連結営業利益は2014億円(前の期比4.9%減)だった。飲料事業が、最盛期の天候不順の影響などを受けて、工場稼働率が低下したことに伴い製造原価が上昇したことや、市場活性化に向けて広告・販促費を積極的に投入したことなどにより、減益となったことが響いた。

★9:01  住友不動産-底堅い 3Q累計営業益5%増 期末配当を3円増額
 住友不動産<8830.T>が底堅い。同社は13日に、20.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は1842億円(前年同期比5.2%増)だったと発表した。東京のオフィスビル中心で主力の不動産事業が引き続き好調に推移し、業績をけん引した。

 20.3期の期末配当予想を16円から19円(前期は16円)に修正すると発表した。なお、年間配当は35円(前期は30円)となる。
 

★9:02  日本ペイント-売り気配 前期営業益10%減 減損損失の計上響く
 日本ペイントホールディングス<4612.T>が売り気配。同社は13日に、19.12期通期の連結営業利益(IFRS基準)は781億円(前期比9.8%減)だったと発表した。

 原材料価格が低位で推移し、さらに前期に中国で環境規制に伴う工場退去の補助金収入などがあったものの、欧州自動車事業会社グループおよびインドの自動車事業会社において減損損失を計上したことが響いた。

 20.12期の業績予想については、新型コロナウイルスの感染状況を注視しており、現時点では合理的な算出ができない状況のため未定とした。

★9:02  ユニチャーム-続伸 今期営業益37%増見込む 前期は紙おむつ低調で25%減で着地
 ユニ・チャーム<8113.T>が続伸。同社は13日に、20.12期通期の連結純利益予想(IFRS基準)は630億円(前期比36.6%増)だと発表した。

 主要な為替レートは、109.00円=1米ドル、15.50円=1中国元を想定している。

 19.12期通期の連結純利益は461億円(前の期比24.8%減)だった。海外は堅調だったが、中国向け越境ECが低調でベビーケア事業がセグメント減益となったことが響いた。
 

★9:03  マツモトキヨシホールディングス-売り気配 3Q累計営業益2%減 台風や消費増税後の反動減が影響
 マツモトキヨシホールディングス<3088.T>が売り気配。同社は13日、20.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は268億円(前年同期比1.6%減)だったと発表した。通期の会社計画370億円に対する進ちょくは72.4%。小売り事業において、台風の影響や駆け込み需要の反動を受けた。

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