前場コメント No.8  イグニス、ファインデクス、ネオス、LIFULL、モブキャストHなど

2020/02/14(金) 11:31
★9:49  イグニス-大幅高 1Q営業損益は黒字転換 マッチング事業が伸長
 イグニス<3689.T>が大幅高。同社は13日に、20.9期1Q(10-12月)の連結営業損益は6500万円の黒字(前年同期は3.4億円の赤字)だったと発表した。

 恋愛・婚活マッチングサービス『with』を提供するマッチング事業が大幅に伸長したことが寄与した。
 

★9:49  ファインデックス-ストップ安売り気配 今期営業益22%減見込む 前期は25%増益着地
 ファインデックス<3649.T>がストップ安売り気配。同社は13日に、20.12期通期の連結営業利益予想は5.8億円(前期比21.9%減)と発表した。3Q以降において、医療機関がシステム導入を希望する大型連休と東京2020オリンピックの開催時期が重なるため、システム導入の延期が予想されることと、本社の移転に伴う経費の増加が響く。

 併せて発表した、19.12期通期の連結営業利益は7.4億円(前の期比25.3%増)だった。大学病院をはじめとする大規模病院や地域中核病院などへの販売・導入に注力するとともに、新たな代理店の開拓や既存代理店の取り扱い製品の拡大に取り組んだことが奏功した。

★10:00  ネオス-急落 ソースネクストが業績下方修正 新型肺炎がポケトーク製造に影響か
 ネオス<3627.T>が急落。ソースネクスト<4344.T>は13日、20.3期通期の連結営業利益予想を下方修正した。新型コロナウィルスの感染拡大によって、主力製品の生産元である中国工場で当初想定していた生産台数確保の見通しが不透明となったとしている。

 同社の子会社のジェネシスホールディングス(東京都千代田区)は、ソースネクストの音声翻訳機「POCKETALK(ポケトーク)S」の製造受託していることから、同社の業績への懸念から売りが出ているもよう。

★10:10  LIFULL-急落 1Q営業益38%減 事業成長に向けた投資や無形資産の償却費増響く
  LIFULL<2120.T>が急落。同社は13日に、20.9期1Q(10-12月)の連結営業利益(IFRS基準)は10.1億円(前年同期比37.8%減)だったと発表した。事業成長に向けた投資や無形資産の償却費増加が響いた。

★10:18  モブキャスト-大幅高 今期営業赤字5200万円に縮小見込む 赤字ゲーム部門の一部売却も好感
 モブキャストホールディングス<3664.T>が大幅高。同社は13日、20.12期通期の連結営業損益予想レンジは3900万円の赤字から5200万円の赤字(前期は10.0億円の赤字)だと発表した。

 かねてより製作委員会に参画し進めていた「エヴァンゲリオンシリーズ」を題材としたスマートフォン向け新作ゲームを2020年に配信する予定としている。

 19.12期通期の連結営業損益は10.0億円の赤字(前の期は5.4億円の赤字)だった。モバイルゲーム事業が低調だったほか、モータースポーツ事業が営業赤字に転落したことが響いた。

 なお、株価は今期業績予想で営業赤字幅が縮小する見込みであること、同日発表した赤字のゲーム部門の一部を売却することを好感した買いが優勢となっている。
 

★10:18  モブキャスト-大幅高 赤字ゲーム部門の一部をオルトプラスに売却
 モブキャストホールディングス<3664.T>が大幅高。同社は13日、営業赤字のゲーム部門の一部をオルトプラス<3672.T>へ売却すると発表した。

 同社の孫会社となるモブキャストプラスを設立し、子会社のモブキャストゲームスの一部ゲームタイトルを会社分割の方法によりモブキャストプラスに移管。その後、モブキャストゲームスが保有するモブキャストプラスの全株式をオルトプラスに譲渡する。

 同社ではゲーム部門において、アニメなどのIPを活用したゲームに注力していく方針であり、戦略に沿わない主にスポーツ系ゲームタイトルについて移管検討を進めていたとしている。なお、譲り受けるオルトプラスも高い。


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