前場コメント No.9  エア・ウォーター、マイクロニクス、JCRファーマ、オプトラン、キョーリンHDなど

2020/02/14(金) 11:31
★10:29  エアウォーター-大幅高 3Q累計営業益23%増 M&Aによる連結効果が寄与
 エア・ウォーター<4088.T>が大幅高。同社は13日に、20.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益(IFRS)は388億円(前年同期比23.4%増)だったと発表した。

 積極的なM&Aによる新規連結効果に加え、木質バイオマスによる発電事業の収益化が始まったことも寄与した。
 

★10:44  日本マイクロニクス-大幅安 上期営業益を下方修正 メモリ向けプローブカード受注の期ずれが影響
 日本マイクロニクス<6871.T>が大幅安。同社は13日に、20.12期上期(10-3月)の連結営業利益予想を従来の12.0億円から11.0億円(前年同期比52.0%減)に引き下げると発表した。

 併せて、未定としていた3Q累計(10-6月)の営業利益を15.0億円(前年同期比30.1%減)だと発表した。

 当初業績予想に見込んでいたメモリ向けプローブカードの一部の受注が3Qにずれ込むことあどから、前回予想を下回る見込み。

 20.12期1Q(10-12月)の連結営業利益は4.8億円だった。なお、同社は2020年度より決算期を9月30日から12月31日に変更したため、対前年同四半期増減率については記載していない。2020年12月期(第50期)は、2019年10月1日から2020年12月31日の15カ月決算となる。

★10:51  JCRファーマ-急騰 開発中のライソゾーム病治療薬候補について良好な中間結果を報告
 JCRファーマ<4552.T>が急騰。同社は13日、「16th Annual WORLDSymposiumTM 2020」における発表内容を公表した。

 同発表において、開発中の遺伝子難病「ライソゾーム病」の治療薬候補について、最終段階の臨床試験(治験)の中間解析結果が良好だったとしている。
 

★11:05  オプトラン-大幅高 今期営業益10%増見込む 前期は2%増で着地
 オプトラン<6235.T>が大幅高。同社は13日に、20.12期通期の連結営業利益予想は120億円(前期比10.3%増)だったと報じた。

 高度光学薄膜需要の回復傾向が見られ、2020年以降、新たな装置需要が生じる可能性があるとしている。カメラレンズの装置需要も堅調に推移すると見込む。

 19.12期通期の連結営業利益は109億円(前の期比1.8%増)だった。生体認証機能や筐体への成膜需要やカメラ複眼化に伴う成膜需要の増加からスマートフォンやLED用成膜装置の販売が好調に推移した。
 

★11:13  キョーリン製薬-大幅高 新型肺炎ウイルス 検出機器で検査6時間→15分に=産経
 キョーリン製薬ホールディングス<4569.T>が大幅高。14日付の産経新聞は、新型コロナウイルスによる肺炎拡大への政府の対策に、感染の有無を迅速に判定できるウイルス検出機器の利用が盛り込まれたと報じた。

 記事によれば、これまでは検体を国立感染症研究所に運んで、さらに6時間程度、検査に要していたが、この検出機器を使えば15~30分でその場で判定できるという。

 記事内では、同検出機器について同社子会社の杏林製薬が市販していると記述されていたことから、これを材料視した買いが向かった。

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