前場コメント No.9 東京精、アイエスビー、フィールズ、ＡＬＢＥＲＴ、チエル、ＯＬＣなど
★10:17 東京精密－野村が目標株価引き上げ 半導体製造装置受注の急回復が始まる
東京精密<7729.T>が反発。野村証券では、半導体製造装置受注の急回復が始まるとコメント。レーティングは「Buy」を継続。目標株価は4624円→5161円に引き上げた。
会社側は20年1～3月期の受注は170億円程度と、さらなる回復を予想しているという。足元、同業他社の決算でも、組立用装置、検査用装置の受注・引き合いが急回復していることが確認されており、会社側の強気な見通しに違和感はないと指摘。韓国のフラッシュメモリメーカーや、中国の外資系メモリ工場での投資再開が確認されていること、台湾ではファウンドリが大型投資を敢行していることから、後工程にも来期以降、投資が波及し、業績も順調に回復すると期待している。
東京精密<7729.T>が反発。野村証券では、半導体製造装置受注の急回復が始まるとコメント。レーティングは「Buy」を継続。目標株価は4624円→5161円に引き上げた。
会社側は20年1～3月期の受注は170億円程度と、さらなる回復を予想しているという。足元、同業他社の決算でも、組立用装置、検査用装置の受注・引き合いが急回復していることが確認されており、会社側の強気な見通しに違和感はないと指摘。韓国のフラッシュメモリメーカーや、中国の外資系メモリ工場での投資再開が確認されていること、台湾ではファウンドリが大型投資を敢行していることから、後工程にも来期以降、投資が波及し、業績も順調に回復すると期待している。
★10:27 アイエスビー－大幅高 今期営業益5％増見込み 前期は37％減で着地
アイ・エス・ビー<9702.T>が大幅高。同社は14日、20.12期通期の連結営業利益予想は12.5億円（前期比4.5％増）だと発表した。
大手企業を中心としたIT関連投資を受け、堅調に推移すると見込んでいる。
19.12期通期の連結営業利益は11.9億円（前の期比37.4％増）だった。情報サービス事業が好調だったことが寄与した。
アイ・エス・ビー<9702.T>が大幅高。同社は14日、20.12期通期の連結営業利益予想は12.5億円（前期比4.5％増）だと発表した。
大手企業を中心としたIT関連投資を受け、堅調に推移すると見込んでいる。
19.12期通期の連結営業利益は11.9億円（前の期比37.4％増）だった。情報サービス事業が好調だったことが寄与した。
★10:27 フィールズ－急落 通期最終赤字1.0億円見込む 3Q累計は最終赤字44.7億円で着地
フィールズ<2767.T>が急落。同社は14日に、20.3期通期の連結純損益予想を従来の10.0億円の黒字から1.0億円の赤字（前年同期は3.0億円の赤字）に引き下げると発表した。なお、市場コンセンサスは10.2億円の黒字。
販売台数が、パチンコ約14万台、パチスロ約6万台の見込みとなり、パチスロが予定を下回る。さらに、型式試験の申請から適合までに要する時間の長期化も響く。
併せて発表した、20.3期3Q累計（4-12月）の連結純損益は44.7億円の赤字（前年同期は.0.1億円の赤字）だった。
フィールズ<2767.T>が急落。同社は14日に、20.3期通期の連結純損益予想を従来の10.0億円の黒字から1.0億円の赤字（前年同期は3.0億円の赤字）に引き下げると発表した。なお、市場コンセンサスは10.2億円の黒字。
販売台数が、パチンコ約14万台、パチスロ約6万台の見込みとなり、パチスロが予定を下回る。さらに、型式試験の申請から適合までに要する時間の長期化も響く。
併せて発表した、20.3期3Q累計（4-12月）の連結純損益は44.7億円の赤字（前年同期は.0.1億円の赤字）だった。
★10:28 ＡＬＢＥＲＴ－急落 19.12期の決算発表延期 一部売上高計上に関し社内調査実施
ＡＬＢＥＲＴ<3906.T>が急落。同社は14日、19.12期決算の発表を延期すると発表した。
監査手続きの過程において、19.12期4Qに実施したデータサイエンティスト育成事業に係る取引に関する売上高計上の妥当性、および同四半期の受託業務に係る取引に関する売上高計上の妥当性（合計で約5000万円）について実態把握をする必要があると会計監査人から指摘されたことから、社内調査を進めている。
このため、現時点で決算数値が確定しておらず、今後の調査および会計監査人による監査手続きなどに一定の時間を要するため、2月14日に予定していた19.12期決算発表を延期することとしたとしている。
ＡＬＢＥＲＴ<3906.T>が急落。同社は14日、19.12期決算の発表を延期すると発表した。
監査手続きの過程において、19.12期4Qに実施したデータサイエンティスト育成事業に係る取引に関する売上高計上の妥当性、および同四半期の受託業務に係る取引に関する売上高計上の妥当性（合計で約5000万円）について実態把握をする必要があると会計監査人から指摘されたことから、社内調査を進めている。
このため、現時点で決算数値が確定しておらず、今後の調査および会計監査人による監査手続きなどに一定の時間を要するため、2月14日に予定していた19.12期決算発表を延期することとしたとしている。
★10:43 チエル－急騰 3Q累計営業黒字転換 「Glexa」や「S600-OP」の受注が増加
チエル<3933.T>が急騰。同社は14日に、20.3期3Q累計（4-12月）の連結営業損益は0.1億円の黒字（前年同期は2.6億円の赤字）だったと発表した。
学習部門が、高校・大学向けのCALLシステム「CaLaboEX」、eラーニングシステム「Glexa」および画像転送システム「S600-OP」などの受注が前年比で増加し、大幅な増益となった。また、情報基盤部門が増益となったことも寄与した。
併せて、20.3期の期末配当予想を0円→4円（前期は無配）修正することも発表した。年間配当も同額となる。
チエル<3933.T>が急騰。同社は14日に、20.3期3Q累計（4-12月）の連結営業損益は0.1億円の黒字（前年同期は2.6億円の赤字）だったと発表した。
学習部門が、高校・大学向けのCALLシステム「CaLaboEX」、eラーニングシステム「Glexa」および画像転送システム「S600-OP」などの受注が前年比で増加し、大幅な増益となった。また、情報基盤部門が増益となったことも寄与した。
併せて、20.3期の期末配当予想を0円→4円（前期は無配）修正することも発表した。年間配当も同額となる。
★10:46 ＯＬＣなど－大幅安 新型肺炎は国内「発生早期」に移行 レジャー施設などに売り
オリエンタルランド<4661.T>が大幅安。新型肺炎の感染拡大を受け、政府は16日、相官邸で感染症対策の専門家会議の初会合を開いたと複数メディアが報じている。
報道によれば、会議では国内の現状について「発生早期」と評価。「感染経路を特定できない可能性のある症例が複数認められる」との見解を表明しており、重症者の治療体制の確保に重点を置く姿勢を示した。
また、加藤勝信厚生労働相は終了後の記者会見で「患者増加の局面を想定した対策を今から取っていくことが必要」と指摘したほか、「不要不急の集まりを避けて」と述べている。
国内発生の早期の段階に移行したとの識者の認識から、人が集まるレジャー施設の代表格である同社株が大幅に売られているほか、サンリオ<8136.T>、富士急行<9010.T>、東京ドーム<9681.T>などが大幅安となっている。また、貸し会議室のティーケーピー<3479.T>やライブやイベントを開催するアミューズ<4301.T>なども安い。
オリエンタルランド<4661.T>が大幅安。新型肺炎の感染拡大を受け、政府は16日、相官邸で感染症対策の専門家会議の初会合を開いたと複数メディアが報じている。
報道によれば、会議では国内の現状について「発生早期」と評価。「感染経路を特定できない可能性のある症例が複数認められる」との見解を表明しており、重症者の治療体制の確保に重点を置く姿勢を示した。
また、加藤勝信厚生労働相は終了後の記者会見で「患者増加の局面を想定した対策を今から取っていくことが必要」と指摘したほか、「不要不急の集まりを避けて」と述べている。
国内発生の早期の段階に移行したとの識者の認識から、人が集まるレジャー施設の代表格である同社株が大幅に売られているほか、サンリオ<8136.T>、富士急行<9010.T>、東京ドーム<9681.T>などが大幅安となっている。また、貸し会議室のティーケーピー<3479.T>やライブやイベントを開催するアミューズ<4301.T>なども安い。
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