前場コメント No.9 ＮＴＴドコモ、ソフトバンクＧ、アリアケ、コスモス薬品、ペプチド、東電力ＨＤなど
★10:32 ＮＴＴドコモ－下げ幅縮小 d払いで50％還元キャンペーン開始
ＮＴＴドコモ<9437.T>が下げ幅縮小。同社は9日、スマホ決済サービス「d払い」で「ウォレットの日限定！d払い＋50％還元キャンペーン」を開催すると発表した。
3月12日の「サイフの日」に合わせて、1日限定で対象店舗で「d払い（コード決済）」で支払いをすると、通常の進呈ポイントに加えてお支払い金額（税込）の50％のdポイント（期間・用途限定）を進呈する。17日から26日までは同条件で10％のポイントを進呈するとしている。
株価は下げ幅を縮小している。一時3％を超える下落となっていたが、足元では前日終値近辺で推移している。
ＮＴＴドコモ<9437.T>が下げ幅縮小。同社は9日、スマホ決済サービス「d払い」で「ウォレットの日限定！d払い＋50％還元キャンペーン」を開催すると発表した。
3月12日の「サイフの日」に合わせて、1日限定で対象店舗で「d払い（コード決済）」で支払いをすると、通常の進呈ポイントに加えてお支払い金額（税込）の50％のdポイント（期間・用途限定）を進呈する。17日から26日までは同条件で10％のポイントを進呈するとしている。
株価は下げ幅を縮小している。一時3％を超える下落となっていたが、足元では前日終値近辺で推移している。
★10:36 ソフトバンクＧ－プラス転換 先物主導で日経平均下げ渋り インデックス買い資金向かう
ソフトバンクグループ<9984.T>がプラス転換。寄り付き後下げに転じていた同社株だが、10時28分現在、戻り足が鮮明になっている。
トランプ大統領が9日ホワイトハウスで記者会見し、近く減税措置を含めた大規模な経済対策を発表する考えを明らかにしたことが手がかり。10時19分時点のCMEダウ先物価格は2.5％高の2万4474ドル水準で推移し、日経平均先物にも海外勢のショートカバーが入り、大幅に下げ渋っている。
日経平均の指数ウエートが高い同社株にもインデックス買いの資金が向かい、前日比2％高まで値を戻している。
ソフトバンクグループ<9984.T>がプラス転換。寄り付き後下げに転じていた同社株だが、10時28分現在、戻り足が鮮明になっている。
トランプ大統領が9日ホワイトハウスで記者会見し、近く減税措置を含めた大規模な経済対策を発表する考えを明らかにしたことが手がかり。10時19分時点のCMEダウ先物価格は2.5％高の2万4474ドル水準で推移し、日経平均先物にも海外勢のショートカバーが入り、大幅に下げ渋っている。
日経平均の指数ウエートが高い同社株にもインデックス買いの資金が向かい、前日比2％高まで値を戻している。
★10:39 アリアケジャパン－ＳＭＢＣ日興が投資判断を引き下げ 目先は不透明も、成長力に厚みが増している
アリアケジャパン<2815.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では目先は不透明も、成長力に厚みが増していると指摘。投資評価は「2（中立）」を継続、目標株価は8500円→7600円に引き下げた。
新型肺炎のネガティブ影響は避けられないとしながらも、成長力に厚みが増しているとコメント。20/3期の営業利益予想を116億円→119億円（前年比-0.4%、米国事業売却影響除きで+13.6%）へ引き上げた。一方、21/3期を124億円→122億円（+2.5%）へ引き下げた。20/3期増益幅+3億円の内訳は、日本で+2億円、中国で前年並み、台湾で-1億円、欧州で+2億円。新型肺炎の影響として、中国は-1億円、台湾は-2億円、業績予想に織り込んでいる。21/3期～24/3期の営業増益率は年平均+6.9%とみている。
アリアケジャパン<2815.T>が続落。ＳＭＢＣ日興証券では目先は不透明も、成長力に厚みが増していると指摘。投資評価は「2（中立）」を継続、目標株価は8500円→7600円に引き下げた。
新型肺炎のネガティブ影響は避けられないとしながらも、成長力に厚みが増しているとコメント。20/3期の営業利益予想を116億円→119億円（前年比-0.4%、米国事業売却影響除きで+13.6%）へ引き上げた。一方、21/3期を124億円→122億円（+2.5%）へ引き下げた。20/3期増益幅+3億円の内訳は、日本で+2億円、中国で前年並み、台湾で-1億円、欧州で+2億円。新型肺炎の影響として、中国は-1億円、台湾は-2億円、業績予想に織り込んでいる。21/3期～24/3期の営業増益率は年平均+6.9%とみている。
★10:46 コスモス薬品－ＳＭＢＣ日興が投資判断を引き上げ 高期待銘柄ゆえ、もう少し割安感が出るのを待ちたい
コスモス薬品<3349.T>が軟調。ＳＭＢＣ日興証券では高期待銘柄ゆえ、もう少し割安感が出るのを待ちたいと指摘。投資評価は「2（中立）」を継続、目標株価は23500円→26000円に引き上げた。
新型コロナウイルスによる衛生用品需要増を反映し、予想を増額。変更点は（1）ウイルス特需を反映し20/5 期の売上を0.8％増額（下期予想だけ1.6％増額。ハードル上昇を加味し21/5期は微増額にとどめた）、（2）高粗利率のマスク好調を踏まえ20/5期下期粗利率前提を引き上げたことなど。オペレーション効率の高さを武器とした低価格の実現により出店拡大を続け、ドラッグストア業界の勝ち組と指摘。株価にはそのような期待が既に入っているため、投資タイミングとしては何らかのネガティブ要因が発生した時を待ちたいと解説している。
コスモス薬品<3349.T>が軟調。ＳＭＢＣ日興証券では高期待銘柄ゆえ、もう少し割安感が出るのを待ちたいと指摘。投資評価は「2（中立）」を継続、目標株価は23500円→26000円に引き上げた。
新型コロナウイルスによる衛生用品需要増を反映し、予想を増額。変更点は（1）ウイルス特需を反映し20/5 期の売上を0.8％増額（下期予想だけ1.6％増額。ハードル上昇を加味し21/5期は微増額にとどめた）、（2）高粗利率のマスク好調を踏まえ20/5期下期粗利率前提を引き上げたことなど。オペレーション効率の高さを武器とした低価格の実現により出店拡大を続け、ドラッグストア業界の勝ち組と指摘。株価にはそのような期待が既に入っているため、投資タイミングとしては何らかのネガティブ要因が発生した時を待ちたいと解説している。
★10:50 ペプチドリーム－大幅高 提携進め創薬にも注力＝日経
ペプチドリーム<4587.T>が大幅高。10日の日経新聞朝刊は特集「NEXT1000」に、同社リードパトリック社長へのインタビュー記事を掲載した。同社は国内バイオベンチャー最大の時価総額を持ち、20.12期の売上高は100億円以上、最終利益は40億円以上になる見通しと報じた。
記事によれば、提携先の製薬会社にペプチドを提供するビジネスは、薬の開発の進捗や実用化によって追加の収入が発生する。ただ、提携先がペプチドを使った薬の開発を優先するとは限らないため、自社でも創薬を手掛ける。
現在、臨床試験に入っている同社の医薬品候補は2つ。2022年6月までに1つを実用化する目標を掲げる。開発のスピードを上げるため、そーせいグループ<4565.T>子会社と共同研究するなど外部とも連携している。
ペプチドリーム<4587.T>が大幅高。10日の日経新聞朝刊は特集「NEXT1000」に、同社リードパトリック社長へのインタビュー記事を掲載した。同社は国内バイオベンチャー最大の時価総額を持ち、20.12期の売上高は100億円以上、最終利益は40億円以上になる見通しと報じた。
記事によれば、提携先の製薬会社にペプチドを提供するビジネスは、薬の開発の進捗や実用化によって追加の収入が発生する。ただ、提携先がペプチドを使った薬の開発を優先するとは限らないため、自社でも創薬を手掛ける。
現在、臨床試験に入っている同社の医薬品候補は2つ。2022年6月までに1つを実用化する目標を掲げる。開発のスピードを上げるため、そーせいグループ<4565.T>子会社と共同研究するなど外部とも連携している。
★10:57 東京電力ＨＤ－3日続落 福島第一原発事故集団訴訟 国と東電に賠償命じる判決＝ＮＨＫ
東京電力ホールディングス<9501.T>が3日続落。ＮＨＫは10日10時39分、東京電力福島第一原子力発電所の事故で、北海道に避難した250人余りが生活の基盤を失うなどして精神的な苦痛を受けたと訴えた集団訴訟で、札幌地方裁判所は国と東京電力に賠償を命じる判決を言い渡したと報じた。
報道によれば、原発事故の避難者が国と東京電力を訴えた集団訴訟は全国で起こされていて、1審で国の責任が認められたのはこれで7件目としている。
東京電力ホールディングス<9501.T>が3日続落。ＮＨＫは10日10時39分、東京電力福島第一原子力発電所の事故で、北海道に避難した250人余りが生活の基盤を失うなどして精神的な苦痛を受けたと訴えた集団訴訟で、札幌地方裁判所は国と東京電力に賠償を命じる判決を言い渡したと報じた。
報道によれば、原発事故の避難者が国と東京電力を訴えた集団訴訟は全国で起こされていて、1審で国の責任が認められたのはこれで7件目としている。
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