前場コメント No.5 ヤマトＨＤ、ナック、日電硝、コメ兵、商船三井、アンリツなど
★9:30 ヤマトＨＤ－東海東京が目標株価引き下げ 新型肺炎の影響は軽微も業績は依然厳しさ続く
ヤマトホールディングス<9064.T>が大幅続伸。東海東京調査センターでは、新型肺炎の影響は軽微と見るが、業績は依然厳しさ続くとコメント。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2150円→1400円に引き下げた。
20/3期営業利益は前年比33.6％減の387億円を予想。前回予想(19年12月時点)の535億円からは大幅に減額修正。主な修正要因は、デリバリー事業における宅急便・クロネコ DM便の取扱個数・単価予想を下方修正した点と指摘。会社計画に対しても、1-2月の宅急便取扱個数の状況に鑑み、取扱個数の計画比下ブレからデリバリー事業の利益下ブレを予想している。
ヤマトホールディングス<9064.T>が大幅続伸。東海東京調査センターでは、新型肺炎の影響は軽微と見るが、業績は依然厳しさ続くとコメント。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2150円→1400円に引き下げた。
20/3期営業利益は前年比33.6％減の387億円を予想。前回予想(19年12月時点)の535億円からは大幅に減額修正。主な修正要因は、デリバリー事業における宅急便・クロネコ DM便の取扱個数・単価予想を下方修正した点と指摘。会社計画に対しても、1-2月の宅急便取扱個数の状況に鑑み、取扱個数の計画比下ブレからデリバリー事業の利益下ブレを予想している。
★9:31 ヤマダ電機－急騰 住宅会社のレオハウスを買収 取得価額は現時点で未定
ヤマダ電機<9831.T>が急騰。同社は24日に、ナック<9788.T>の連結子会社であるレオハウス（本社：東京都新宿区）の発行済株式の全部を譲り受けることを目的とする基本合意書を締結することを決議し、同日ナックと基本合意書を締結したと発表した。
同社の「暮らしまるごと」提案と住宅事業を営むレオハウスとの相乗効果が高いと判断した。今後は、株式譲渡契約に向けて協議を進めるとしている。
ヤマダ電機<9831.T>が急騰。同社は24日に、ナック<9788.T>の連結子会社であるレオハウス（本社：東京都新宿区）の発行済株式の全部を譲り受けることを目的とする基本合意書を締結することを決議し、同日ナックと基本合意書を締結したと発表した。
同社の「暮らしまるごと」提案と住宅事業を営むレオハウスとの相乗効果が高いと判断した。今後は、株式譲渡契約に向けて協議を進めるとしている。
★9:36 日本電気硝子－野村が目標株価引き下げ 予想を減額するも株価は割安で配当も魅力
日本電気硝子<5214.T>が大幅続伸。野村証券では、予想を減額するも、株価は割安で配当も魅力と指摘。レーティングは「Buy」を継続、目標株価を2400円→1940円に引き下げた。
野村では予想を減額したが、PBRや配当利回りの観点から株価は割安と考えている。新型コロナの影響によるディスプレイや自動車ガラスの販売落ち込みを踏まえ、野村の20.12期の営業利益予想を前期比39％減の98億円に減額した（従来予想148億円、会社計画160億円）。一方、21.12期はユーザーの生産活動の改善に伴い同34％増の131億円に回復すると予想している。
日本電気硝子<5214.T>が大幅続伸。野村証券では、予想を減額するも、株価は割安で配当も魅力と指摘。レーティングは「Buy」を継続、目標株価を2400円→1940円に引き下げた。
野村では予想を減額したが、PBRや配当利回りの観点から株価は割安と考えている。新型コロナの影響によるディスプレイや自動車ガラスの販売落ち込みを踏まえ、野村の20.12期の営業利益予想を前期比39％減の98億円に減額した（従来予想148億円、会社計画160億円）。一方、21.12期はユーザーの生産活動の改善に伴い同34％増の131億円に回復すると予想している。
★9:37 コメ兵－東海東京が目標株価引き下げ 21/3期は新店の開業もあり増収増益となる見通し
コメ兵<2780.T>が続伸。東海東京調査センターでは、21/3期は新店の開業もあり増収増益になると予想。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は1230円→800円に引き下げた。
21/3期および22/3期業績予想を下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大によるインバウンド需要の落込みや、景気減速に伴う国内消費マインドの低下を考慮。一方、業績予想を下方修正するも、21/3期は4月に新宿店ファッション館（仮称）がオープン予定であること、昨年同業であるブランドオフのリユース事業を承継したことにより増収増益の見通しに変わりないと解説している。
コメ兵<2780.T>が続伸。東海東京調査センターでは、21/3期は新店の開業もあり増収増益になると予想。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は1230円→800円に引き下げた。
21/3期および22/3期業績予想を下方修正した。新型コロナウイルスの感染拡大によるインバウンド需要の落込みや、景気減速に伴う国内消費マインドの低下を考慮。一方、業績予想を下方修正するも、21/3期は4月に新宿店ファッション館（仮称）がオープン予定であること、昨年同業であるブランドオフのリユース事業を承継したことにより増収増益の見通しに変わりないと解説している。
★9:42 商船三井－大幅高 1.46億米ドルの特損計上も期末配当据え置き
商船三井<9104.T>が大幅高。同社は24日、20.3期の通期連結業績において、1億4600万米ドルの特別損失を計上すると発表した。なお、今期末配当は前回予想の35円で据え置いた。
新型コロナウイルスの影響などにより、関連会社の業績回復が大幅に遅れる見込みとなり貸付金の回収が一部困難になる可能性があること、18.3期に計上した事業再編関連損失に追加損失が見込まれることなどが要因となった。
なお、株価は悪材料の出尽くし感と期末配当据え置きを好感して買いが向かっている。海運関連の下落は特に大きかったことから、川崎汽船<9107.T>、日本郵船<9101.T>なども大きく買い戻されている。
商船三井<9104.T>が大幅高。同社は24日、20.3期の通期連結業績において、1億4600万米ドルの特別損失を計上すると発表した。なお、今期末配当は前回予想の35円で据え置いた。
新型コロナウイルスの影響などにより、関連会社の業績回復が大幅に遅れる見込みとなり貸付金の回収が一部困難になる可能性があること、18.3期に計上した事業再編関連損失に追加損失が見込まれることなどが要因となった。
なお、株価は悪材料の出尽くし感と期末配当据え置きを好感して買いが向かっている。海運関連の下落は特に大きかったことから、川崎汽船<9107.T>、日本郵船<9101.T>なども大きく買い戻されている。
★9:48 アンリツ－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き上げ 開発複雑化がもたらす需要の長期化
アンリツ<6754.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、開発複雑化がもたらす需要の長期化を予想。投資評価は「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」に引き上げ、目標株価は1900円から3000円に引き上げた。
5G需要の長期化を予想。通信測定器の需要期間は3G（2000年代）で1～1.5年程度、4G
（2010年代）で4年程度であったと指摘。5Gの市場前提は、従来4Gをやや上回る程度（5～6年程度）と考えていたが、今回、4Gを大きく上回る7～10年程度へ前提を変更した。5G需要期が収束する頃にはポスト5G（6G？）の需要が発生することで、これまでのような業績に大きな谷が発生する懸念が後退した印象と指摘している。
アンリツ<6754.T>が続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、開発複雑化がもたらす需要の長期化を予想。投資評価は「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」に引き上げ、目標株価は1900円から3000円に引き上げた。
5G需要の長期化を予想。通信測定器の需要期間は3G（2000年代）で1～1.5年程度、4G
（2010年代）で4年程度であったと指摘。5Gの市場前提は、従来4Gをやや上回る程度（5～6年程度）と考えていたが、今回、4Gを大きく上回る7～10年程度へ前提を変更した。5G需要期が収束する頃にはポスト5G（6G？）の需要が発生することで、これまでのような業績に大きな谷が発生する懸念が後退した印象と指摘している。
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ
