リプロセル-大幅高 iPS再生医療で京大が財団 新型コロナワクチンで思惑も
リプロセル<4978.T>が大幅高。日本経済新聞電子版は26日、京都大学iPS細胞研究所の一部機能を分離した新たな財団法人が4月に始動すると報じた。
記事によれば、iPS細胞を利用した再生医療の普及に向けて細胞提供事業などを担うもよう。国の予算が2022年度末に切れたとしても寄付金で運営する。再生医療をできるだけ安価にしようと、企業の開発支援なども視野に入れるとしている。
これを受けて、東大・京大発ベンチャーでiPS試薬・モデル細胞、遺伝子改変等研究支援と再生医療事業を手がける同社に買いが向かっている。
また、同社のパートナー企業であるeTheRNA(本社:ベルギー)が北米およびヨーロッパのパートナーと共同でCoV-2(新型コロナウイルス)に対する新規mRNAワクチンを開発し、前臨床開発を開始したと発表していることも材料視されているようだ。
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