後場コメント No.3  電通G、王子HD、OLC、ゼンリンなど

2020/03/26(木) 15:06
★14:06  電通G‐大幅安 新型コロナの影響を発表 五輪延期についても評価中
 電通グループ<4324.T>が大幅安。同社は25日、新型コロナウイルスによる同社グループへの影響について発表した。

 2020年1月から2月についてはほぼ順調に推移したものの、3月以降は国内外と問わず、広告支出額の大きい産業部門(自動車業界や飲料業界など)の事業環境の変化が、業績に影響を与える可能性があるとした。オリンピックの延期についても、連結経営成績への影響を評価中としている。
 

★14:28  王子HD-大幅高 外出自粛により再度ティッシュなど買い貯め殺到の思惑
 王子ホールディングス<3861.T>が大幅高。全体相場の地合いが悪いなか、業種別で見ると「パルプ・紙」の上昇率が4%を超える大幅高となっている。背景には各自治体による外出自粛要請があるもよう。巣ごもり長期化によるティッシュペーパーやトイレットペーパーの買い溜め、通販利用者の増加による段ボール需要を見込んだ買いが向かっているようだ。
 
 ティッシュペーパー・トイレットペーパー関連として、日本製紙<3863.T>、大王製紙<3880.T>、段ボール関連としてレンゴー<3941.T>、ザ・パック<3950.T>なども高い。

★14:48  OLC-大幅安 神奈川、千葉、埼玉でも外出自粛検討 4月再開の再延長を懸念
 オリエンタルランド<4661.T>が大幅安。時事通信は26日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、東京都の小池百合子知事が都民に今週末の不要不急の外出自粛を要請したことを受け、神奈川県の黒岩祐治知事は同日、「基本的に東京都と同じメッセージを出したい」と述べ、都と同様の対応を県民に呼び掛ける考えを示したと報じた。

 記事では、埼玉、千葉でも同様の対応を検討しているとしており、外出自粛ムードが都内だけでなく関東全域に広がることで、4月上旬を予定していた再開がさらに延長されるとの懸念から売りが優勢となっている。
 

★14:59  ゼンリン-後場急騰 NTTと資本業務提携 自己株処分で420万株を割り当て 46億円調達
 ゼンリン<9474.T>が後場急騰。同社は26日、NTT<9432.T>と資本業務提携することおよびNTTを割当先とする第三者割当による自己株処分を行うことを公表した。処分株式数は420万株で差引手取概算で45億6944万4000円を調達する。


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