ヘリオス-急騰 新型コロナに起因するARDSに対しHLCM051を用いた治験を協議
ヘリオス<4593.T>が急騰。同社は26日、脳梗塞急性期および急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を対象に、体性幹細胞再生医薬品MultiStem(同社開発コード:HLCM051)を用いた治験を実施している。
それに対し、3月16日(現地時間)に、パートナー企業であるAthersys(本社:米国)が、19.12期決算発表においてMultiStemが米国生物医学先端研究開発局(BARDA)より、COVID-19に対する治療薬開発の候補になりうる可能性を言及していることから、各方面から問い合わせを受けているとしている。
MultiStemについて、COVID-19が原因で肺炎となりARDSを発症した患者を臨床試験に組入れることは可能であるものの、有効性や安全性を評価する上で課題がないか専門医師および独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)と協議中しているとの現状を報告している。
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