前場コメント No.1  テルモ、リボミック、西松屋チェ、日フイルコン、ヤマダ電、高島屋など

2020/04/02(木) 11:32
★9:01  テルモ-買い気配 人工心肺増産 数カ月で100台超供給=日経
 テルモ<4543.T>が買い気配。2日付けの日本経済新聞朝刊は、同社が肺炎の治療向けの人工心肺装置(以下、ECMO)を現在の倍以上に増やすと報じた。

 同社は国内市場で約7割のシェアを持ち、年間百数十台を生産している。短期での増産体制を敷き、今後数カ月以内の間に国内の治療施設に100台超のECMOを供給できるようにする。工場では週末も特別の勤務体制をとるとしている。

★9:01  リボミック-買い気配 JSTと「人工知能技術用いた革新的アプタマー創薬システム開発」の委託研究契約締結
 リボミック<4591.T>が買い気配。同社は1日に、科学技術振興機構(以下、JST)が公募した戦略的創造研究推進事業CREST研究領域「イノベーション創発に資する人工知能基盤技術の創出と統合化」において採択された、早稲田大学との共同研究「人工知能技術を用いた革新的アプタマー創薬システムの開発」について、JSTとの間で2020年度委託研究契約書を締結したと発表した。

 この事業は、バイオインフォマティクスと人工知能研究に多くの実績を有する早稲田大学の浜田道昭教授と共同で、同社が手掛けるRNAアプタマーの創薬のプロセスを、深層学習などの人工知能技術を活用することで自動化し、創薬期間の短縮および創薬成功率の向上を実現させることを目指すものという。この事業の期間は、2018年度から2020年度で、2020年度に受け取る委託研究開発費は税込1300万円とばっている。

★9:02  西松屋チェーン-4日ぶり反発 今期営業益2.5倍見込み 前期は47%減で着地
 西松屋チェーン<7545.T>が4日ぶり反発。同社は1日、21.2期通期(2月21日-2月20日)の営業利益予想を47.0億円(前期比2.5倍)だと発表した。

 不採算店舗のスクラップやリプレースにより、収益性の改善を図りながら今後も全国各地に標準化された店舗を積極的に出店し、お客様の利便性向上と地域の寡占化に努めるとしている。
 
 20.2期通期の営業利益は19.1億円(前期比47.0%減)だった。下方修正後の会社計画18.0億円とほぼ同水準だった。暖冬の影響から冬物衣料の苦戦が続き、売上高が伸び悩んだことが影響した。
 

★9:02  日本フイルコン-売り気配 通期営業益を下方修正 1Qは営業赤字転落
 日本フイルコン<5942.T>が売り気配。同社は1日に、20.11期通期の連結営業利益予想を従来の10.0億円から5.5億円(前期比12.3%減)に引き下げると発表した。売上高の減少に加え、前期より協議を続けてきたエッチング加工製品分野における基礎技術に関する特許権者へのライセンス料を費用計上したことも響く。

 併せて発表した、20.11期1Q(12-2月)の連結営業損益は0.6億円の赤字(前年同期は1.1億円の黒字)だった。

★9:02  ヤマダ電機-買い気配 1億株・500億円の自社株買い 割合は10.3%
 ヤマダ電機<9831.T>が買い気配。同社は1日、1億株・500億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得日は2020年4月2日から2021年3月24日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は10.3%となる。

★9:03  高島屋-4日続落 3月売上高35%減 免税売上は93%減
 高島屋<8233.T>が4日続落。同社は1日3月の店頭売上速報を発表した。国内百貨店および国内百貨店子会社既存店の売上高は前年同月比35.1%減だった。免税売上は92.5%減だった。


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