前場コメント No.2  ジンズメイト、デンカ、三菱自、神戸物産、データHR、DeNA、MS&ADなど

2020/04/03(金) 11:38
★9:05  ジーンズメイト-3日ぶり反発 3月度既存店売上高37%減 客数は29%減
 ジーンズメイト<7448.T>が3日ぶり反発。同社は2日、3月度既存店売上高が前年同月比36.6%減だったと発表した。2カ月ぶりに前年実績を下回った。全店は同33.4%減。既存店客数は同29.0%減、既存店客単価は同10.7%低下した。

 新型コロナウィルス感染拡大防止のための国内の対応(外出自粛、店舗の時短営業・休業など)、外国人観光客減少に伴う免税売り上げの大幅減が響いた。

★9:05  デンカ-買い気配 抗インフル薬アビガンの原料となるマロン酸ジエチル生産開始
 デンカ<4061.T>が買い気配。同社は2日、日本政府の要請を受け、新型コロナウイルス感染症の患者を対象とした抗インフルエンザウイルス薬「アビガン錠」の原料となるマロン酸ジエチルを供給することを決定したと発表した。5月より生産を開始する予定。

 同社は国内唯一のマロン酸ジエチルメーカー。またその原料となるモノクロル酢酸も国内で唯一、同社関連会社のデナックが生産している。

★9:06  三菱自動車-もみ合い 国内すべての工場を一時停止へ=NHK
 三菱自動車<7211.T>がもみ合い。NHKは2日17時10分ごろ、同社が生産調整を拡大することを決め、すべての国内工場での車の生産が今月、一時的に停止すると報じた。
 
 報道によれば、一時停止するのは、岡山県倉敷市にある水島製作所のSUV=多目的スポーツ車などの生産ラインと、愛知県岡崎市の岡崎製作所と岐阜県坂祝町にある子会社の工場としている。
 

★9:06  神戸物産-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 業務スーパ事は強気継続、バリュエーション変更
 神戸物産<3038.T>が堅調。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、業務スーパ事は強気継続、バリュエーションを変更した。投資判断は「Buy」を継続、目標株価は4000円→4900円に引き上げた。

 20/10期1Q(11-1月)の営業利益が前年同期比33.5%増になった点について、三菱UFJ予想の同47.2%増を下回ったとしながらも、引き続き顧客層拡大による来客数の増加、好採算なPB 商品比率の上昇が大幅増益につながったと指摘。20/10期の予想営業利益は従来の前期比25.0%増から同22.7%増へ見直し、 21/10期以降も若干減額した。外食事業が新型コロナウイルスのマイナス影響を受けることを織り込んだ。一方、業務スーパ事業は外出手控えや買いだめによるプラス影響を見込み、従来の強気予想を踏襲した。

★9:06  データホライゾン-買い気配 DeNA子会社とヘルスケア関連事業で業務提携
 データホライゾン<3628.T>が買い気配。同社は2日、ディー・エヌ・エー<2432.T>子会社のDeSCヘルスケアとデータヘルス事業における業務提携を発表した。

 自治体の国民健康保険向けヘルスアップ事業におけるヘルスケアエンターテインメントアプリ「kencom」の活用、全国の自治体共通の課題である糖尿病性腎症などの疾病の重症化予防の教育事業、各種分析事業をはじめとする様々な事業を予定するとしている。

★9:08  MS&AD-5日ぶり反発 20.3期にのれん一時償却で投資損失366億円計上も織り込み済み
 MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>が5日ぶり反発。同社は2日、20.3期の連結決算において、持分法適用関連会社であるChallenger(オーストラリア証券取引所上場)に係るのれんの一時償却366億円を持分法による投資損失として計上すると発表した。

 株主還元の原資となるグループ修正利益への影響はないとしている。株価は業績悪化を織り込んで調整していたほか、株主還元の方針は変わらないとされたことを好感した買いが優勢となっている。


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