後場コメント No.1  チェンジ、Hamee、アステリア、シャープ、ニトリHD、兼松エレクなど

2020/04/08(水) 15:11
★12:31  チェンジ-後場買い気配 企業向け「在宅勤務立ち上げ統合パッケージ」を提供開始
 チェンジ<3962.T>が後場買い気配。同社は8日12時、7日に政府から7都府県を対象に発出された緊急事態宣言を受けて、在宅勤務に迅速に移行すべき状況になった企業向けの『在宅勤務立ち上げ統合パッケージ』を提供開始すると発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためには、オフィスワーカーができるだけ出社を控えることが必須であり、在宅勤務のためのインフラが整っていない企業向けの支援が急務であるとしている。
 

★12:31  Hamee-後場上げ幅拡大 楽天市場・Yahoo!ショッピングの運営支援ツール「EC Forward」提供開始
 Hamee<3134.T>が後場上げ幅拡大。同社は8日11時30分に、子会社であるHameeコンサルティング(東京都渋谷区)が、楽天市場・Yahoo!ショッピングの運営支援ツール「EC Forward」について無料でのサービス提供を開始したと発表した。

 今回、EC事業者へのさらなるサポートを目的として、楽天市場とYahoo!ショッピングの検索順位の取得、商品データ(CSV)をカンタンかつ安全に編集できるツール「EC Forward」を無料で提供するとしている。

★12:32  アステリアー後場急騰 「検温レポートアプリ」を提供開始
 アステリア<3853.T>が後場急騰。同社は8日11時30分、新型コロナウイルス感染予防対策としてモバイルアプリ作成ツール「Platio(プラティオ)」を使った「検温レポートアプリ」の提供を開始すると発表した。同アプリは発熱を検知した場合、労務管理担当者に即座にプッシュ通知で連絡する。社員の体調の変化を即座に把握することで、各事業所における感染防止対策を支援するとしている。

★12:32  シャープ-底堅い EMMサービス「LINC Biz emm」の提供開始
 シャープ<6753.T>が底堅い。同社は8日に、企業におけるAndroidスマートフォンの安全な運用をサポートするEMM(Enterprise Mobility Management)サービス「LINC Biz emm」の提供を開始したと発表した。

 「LINC Biz emm」は、Googleが提供する企業向けモバイルプラットフォーム「Androidエンタープライズ」に準拠したEMMサービスという。複数の端末やアプリケーションの初期設定を、クラウドを介して一括で行えるほか、紛失時には遠隔操作で端末の初期化やロックもできる。また、業務上不要なアプリケーションのインストールを制限したり、カメラやWi-Fi接続などの一部の機能を使用できなくしたりすることも可能としている。

★12:43  ニトリHD-続伸 物流子会社で秋にもブロックチェーン稼働=日経
 ニトリホールディングス<9843.T>が大幅に続伸。日本経済新聞電子版は8日11時、がデジタル技術で事業を変革する「DX(デジタルトランスフォーメーション)」を急いでいると報じた。

 記事によれば、物流子会社で今秋にもブロックチェーン(分散型台帳)を使った新システムを稼働させ、外部受託を2030年までに数百億円事業に育てる計画だとしている。

 株価はきのう発表した21.2期通期の連結営業益の増益予想が引き続き材料視されているほか、外資系証券会社の目標株価引き上げを好感した買いが優勢となっている。
 

★12:50  兼松エレク-3日ぶり反落 ベトナムIT企業と業務提携
 兼松エレクトロニクス<8096.T>が3日ぶり反落。同社は8日午前、ベトナムのシステムインテグレーターであるHPT VIETNAM(本社:ベトナム・ホーチミン)と3月25日に業務提携契約を締結したと発表した。同業務提携を通じて情報連携を行い、同社の顧客やベトナム進出を検討する日系企業および在ベトナム日系企業向けに、日本・ベトナムの双方向から総合的なITサービス・サポートを提供するとしている。
 
 なお、株価は前日まで続伸していたことなどから戻り売りに押されており、同発表のポジティブな反応は限定的のようだ。


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