前場コメント No.2  スシローGHD、ファンケル、花王、デルタフライ、ファーストリテイ、扶桑薬など

2020/05/08(金) 11:36
★9:02  スシローGHD-買い気配 上期営業益6%増 商品開発や店舗数の増加が寄与
 スシローグローバルホールディングス<3563.T>が買い気配。同社は7日に、20.9期上期(10-3月)の連結営業利益(IFRS)は82.4憶円(前年同期比6.2%増)だったと発表した。

  商品開発、店内調理、安心・安全の取り組みおよびサービスの向上に取り組んだ。店舗開発については、35店舗出店(国内23店舗、海外12店舗)、1店舗退店(国内1店舗)し、上期末の店舗数は、国内563店舗、海外37店舗の合計600店舗となった。

★9:03  ファンケル-買い気配 今期営業益3%増見込む 前期は14%増で着地
 ファンケル<4921.T>が買い気配。同社は7日、21.3期通期の連結営業利益予想を145.0億円(前期比2.6%増)と発表した。9月以降に国内環境回復を見込むことや、中国での栄養補助食品販売開始から栄養補助食品関連事業の増収を見込む。
 
 20.3期通期の連結営業利益は141.3億円(前の期比14.0%増)となった。主力のマイルドクレンジングオイルなど各化粧品事業や、内脂サポートなどの栄養補助食品関連事業は伸長したものの、従来の会社計画150.0億円を下回る着地となった。

★9:03  花王-買い気配 新型コロナ感染抑制能有するVHH抗体の取得成功で買い続く
 花王<4452.T>が買い気配。同社が参画した新型コロナウイルスに関する共同研究の成果について、7日に北里大学が新型コロナウイルスに対して感染抑制能(中和能)を有するVHH抗体の取得に成功したと発表した。同発表は7日の場中に行われていたが、8日付けの日本経済新聞朝刊で報じられたこともあり、引き続き材料視され買いが集まっている。

 この研究は、北里大学大村智記念研究所ウイルス感染制御学I研究室片山和彦教授らおよび、EpsilonMolecular Engineering、花王安全性科学研究所の研究グループが行っているもの。この成果は新型コロナウイルスの治療薬や検査薬の開発につながることが期待できるという。今後、今回の成果を世界中で活用できる方法について検討し、発信していくとしている。

★9:04  デルタフライ-急騰 DFP-14323の欧州における特許成立
 Delta-Fly Pharma<4598.T>が急騰。同社は7日に、抗がん剤候補化合物「DFP-14323」の欧州における特許が成立したと発表した。

 今回、欧州での特許成立に伴い、DFP-14323に関するグローバル事業展開に向けての知財基盤を整えているという。なお、DFP-14323の特許は、DFP-14323の単剤だけでなく、がん分子標的薬のAfatinibなどとの医薬組成物も包含するとしている。

★9:04  ファストリ-3日ぶり反発 国内ユニクロの4月既存店売上高は57%減 臨時休業の影響
 ファーストリテイリング<9983.T>が3日ぶり反発。同社は7日、国内ユニクロ事業の4月度月次データを発表し、既存店+Eコマース販売の売上高は前年比56.5%減となった。直営店+Eコマース販売の売上高は同57.7%減。臨時休業店舗や営業時間短縮店舗が増加したことに加え、外出自粛の影響で、客数が大幅に減少したことが影響したとしている。なお、株価は地合いの良さにつれ高している。

★9:04  扶桑薬品-買い気配 前期営業益を上方修正 後発医薬品が堅調
 扶桑薬品工業<4538.T>が買い気配。同社は7日に、20.3期通期の連結営業利益予想を従来の6.5億円から210.0億円(前の期比20.7%減)に引き上げると発表した。後発医薬品が販売促進により堅調に推移し、また、販管費が予算を下回りったことが寄与する。


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