前場コメント No.8  ヴィンクス、UTGROUP、EIZO、エプソン、N・フィールド、アートスパークなど

2020/05/11(月) 11:35
★9:37  ヴィンクス-急騰 1Q営業益18%増 キャッシュレス需要の高まりが奏功
 ヴィンクス<3784.T>が急騰。同社は8日、20.12期1Q(1-3月)の連結営業利益が7.6億円(前年同期比17.5%増)だったと発表した。小売業におけるキャッシュレス化、バルチベンダー化のニーズの高まり、および既存顧客へのさらなる深耕が奏功したとしている。
 

★9:37  UTグループ-急騰 今期営業益49%減見込むも悪材料出尽くし
 UTグループ<2146.T>が急騰。同社は8日に、21.3期通期の連結営業利益予想は41.0億円(前期比49.0%減)と発表した。新型コロナウイルスの感染拡大により、製造業では生産ラインの停止などの調整が行われていることから、同社グループにおける製造業向けの人材派遣事業にも大きな影響が出ることが予想されるとした。

 併せて発表した、20.3期通期の連結営業利益は80.4億円(前の期比0.5%減)だった。マニュファクチャリング事業が、新型コロナウイルスの感染拡大による減員傾向などにより、減益となったことが響いた。

★9:38  EIZO-急騰 前期営業益20%増で着地 高付加価値市場への販売好調
 EIZO<6737.T>が急騰。同社は8日、20.3期通期の連結営業利益は64.4億円(前の期比19.9%増)だったと発表した。付加価値の高いヘルスケアやV&S(Vertical & Specific)市場向けの販売が堅調に推移したことなどが寄与した。21.3期通期業績予想については新型コロナウイルス感染症の影響により、見通しが困難のため未定とした。

★9:39  セイコーエプソン-東海東京が目標株価引き下げ 在宅勤務によるIJP需要に期待も厳しい経営環境
 セイコーエプソン<6724.T>が小幅続伸。東海東京調査センターでは、在宅勤務によるIJP需要に期待も厳しい経営環境が続くと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は1460円から1300円に引き下げた。

 東海東京では、COVID-19の影響によるIJPやプロジェクターの需要減を考慮して21/3期以降の業績を見直した。一方、究極の印刷プロセスの根幹となる「ピエゾインクジェット」技術をMEMSで進化させているという。東京エレクトロンとは10年に締結した共同開発契約に基づき、有機ELパネル製造用インクジェット描画装置の開発・受注獲得を進めているとコメント。東京エレクトロンは20/3期決算で同装置の受注が拡大していることを公表。この受注拡大はセイコーエプソンにもプラス要因と指摘している。

★9:50  Nフィールド-急騰 1Q営業益77%増 訪問看護・賃貸(住宅支援)ともに増収
 N・フィールド<6077.T>が急騰。同社は8日に、20.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は8300万円(前年同期比77.4%増)だったと発表した。上期の会社計画1億5000万円に対する進ちょくは55.3%。

 訪問看護売り上げが、事業所などの新規開設などにより、増加した。また、賃貸(住宅支援)売り上げが新規契約件数が増加したことにより増加したことも寄与した。

★9:54  アートスパーク-大幅に3日続伸 1Q営業益44%減で着地も上期計画大幅超過
 アートスパークホールディングス<3663.T>が大幅に3日続伸。同社は8日、20.12期1Q(1-3月)の連結営業利益は1億4300万円(前年同期比44.0%減)だったと発表した。クリエイターサポート事業において、子会社セルシスが提供する漫画・イラスト・アニメ制作ソフトウェア「CLIP STUDIO PAINT」シリーズの累計出荷本数が700万本を超えるなどの伸長により、大幅な増益となったことから上期会社計画1300万円を大幅に超過した。


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