住友電気工業-4日続伸 前期は24%営業減益で減配発表も悪材料出尽くし
住友電気工業<5802.T>が4日続伸。同社は20.3期通期の連結営業利益が1272億円(前の期比23.5%減)だったと発表した。売上減少に加えて、将来に向けた減価償却費の増加、自動車関連事業における価格低下や一部製品の生産立上げ時のコスト増加、また、新型コロナウイルス感染症の拡大による生産急減に伴う収益性悪化が響いた。
21.3期通期の業績予想は、新型コロナウイルス感染症の影響を現時点において合理的に見積もることが困難なため、未定とした。
また、20.3期の期末配当予想を24円から16円(前の期は24円)に修正すると発表した。なお、年間配当は40円(前の期は48円)となる。減配もあり、さえない決算ではあったが、値幅の調整も相当進んでいたことから、株価は目先の悪材料出尽くしで買いが優勢となっている。
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