米ターゲット-下落 コロナ対応コスト増による減益決算を嫌気

2020/05/21(木) 09:13
5月20日 終値 前日比 前日比(%) ---------------------------------- TGT 119.63 -3.54 -2.87%  5月20日の取引で米総合ディスカウントストア・チェーン大手のターゲット(NYSE:TGT)が下落。デジタル販売が好調だったものの、コロナ対応でコストが増加し、利益が大きく減少したことが嫌気された。株価は一時、前日比3.88ドル安(-3.15%)の119.29ドルまで下落し、3.54ドル安(-2.87%)の119.63ドルで終了。年初来では6.69%安となった。  ターゲットが5月19日に発表した2020年度第1四半期(2-4月)決算は、売上高が前年同期比11.3%増の196億1500万ドルとなり市場予想の190億4100万ドルを上回った。オンライン既存店売上高が141%増となり、全体の既存店売上高が0.9%上昇した。一方、新型コロナウイルス対応で、売上原価が18.5%増の145億1000万ドルとなり、営業利益が58.8%減の4億6800万ドル、純利益が64.3%減の2億8400万ドルとなった。調整後の一株当たり利益は0.59ドルと市場予想の0.40ドルを上回ったが、前年同期の1.53ドルから大きく減少した。
関連ニュース
海外株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 37,628.48 -831.60
TOPIX 2,663.53 -47.20
グロース250 640.12 -15.48
NYダウ 38,085.80 -375.12
ナスダック総合 15,611.76 -100.99
ドル/円 155.66 +0.35
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ