〔Market Flash〕アルゼンチンデフォルトも国際金融市場への影響は限定的~SMBC日興

2020/05/26(火) 12:40
【12:40】アルゼンチンデフォルトも国際金融市場への影響は限定的~SMBC日興  SMBC日興証券では、アルゼンチンが22日に9回目のデフォルトに陥ったことを受けてリポートしている。市場では事前に予想しており、サプライズは小さいと指摘。(1)アルゼンチン国債の発行残高は世界の国債発行残高の0.5%程度しかないこと、(2)アルゼンチンは建国以来、頻繁にデフォルトしており、投資家も危険性を認識しているはずであること、(3)通貨危機は固定相場制の突然の崩壊によって起こるが、為替制度は既に変動相場制に移行しており、市場で日々プライシングされることでショックの「あく抜き」がされていること―などから、アルゼンチン国債デフォルトによる国際金融市場への影響も限定的と考えている。 【10:40】COVID-19まん延を受け医薬品・医療機器両方への投資を推奨~野村  野村証券では、医薬品・医療機器業界に関して、従来、医薬品は米国の薬価政策リスクが高まっていることから、医療機器業界への投資にやや比重を置いていた。しかし、COVID-19(新型コロナウイルス)のまん延を受け、薬価下落リスクの後退や、ディフェンシブ銘柄の選好が続くと見られることを考慮し、医薬品と医療機器の2セクター両方への投資を推奨している。医薬品では、エーザイ<4523.T>、アステラス<4503.T>、武田<4502.T>の3社を優先投資推奨としており、加えて塩野義<4507.T>にも注目している。医療機器ではオリンパス<7733.T>、日本光電<6849.T>、朝日インテック<7747.T>への優先推奨を継続している。 【9:45】台湾月次に見るエレクトロニクス産業動向~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、台湾の月次動向からエレクトロニクス業界について考察している。4月の台湾エレクトロニクス25業種の売上高は、前年同月比で7.7%増と緩やかな成長に回帰しており、その結果、10業種は前月比ではマイナスとなったとのこと。テレワーク需要によるデータセンターやPC関連の業種が好調な一方、最終需要減速の兆候が出始めたように見える業種もあったと、三菱UFJMSでは指摘している。 【8:45】寄り前気配は日化薬、JAL、キヤノンMJ、OSGが高い気配値  主力株の寄り前気配では、日化薬<4272>+28.38%、JAL<9201>+24.20%、キヤノンMJ<8060>+23.85%、OSG<6136>+20.63%、山九<9065>+17.41%、東芝テック<6588>+15.42%、博報堂DY<2433>+13.83%、THK<6481>+12.70%、ヤマハ<7951>+11.81%などが高い気配値。  一方、ケーズHD<8282>-6.53%、豊田織機<6201>-5.27%、日梱包<9072>-4.05%、JPX<8697>-3.63%、フジクラ<5803>-3.11%、アルフレッサ<2784>-3.08%、住友鉱<5713>-3.00%、トヨタ紡織<3116>-2.67%、ネクソン<3659>-2.40%、三菱電<6503>-2.22%などが安い気配値となっている。
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