前場コメント No.1 トリドール、アンジェス、富士フイルム、第一三共、ダイトウボウ、マーベラスなど
★9:01 トリドール－続伸 前期営業益90％増 今期は95％減見込む
トリドールホールディングス<3397.T>が続伸。同社は25日に、21.3期通期の連結営業利益（IFRS）予想は2.0億円（前期比95.4％減）と発表した。
新型コロナウイルス感染症の同社グループへの影響については、感染拡大や長期化に伴い、臨時休業または営業時間短縮、消費の低迷などが懸念されるが、現在の状態が、2020年度上期まで続き、その後、徐々に通常営業に戻る前提としている。
併せて発表した、20.3期通期の連結営業利益は43.7億円（前の期比89.7％増）だった。丸亀製麺が、店舗数の増加などにより、増益となった。また、海外事業が増益となったことも寄与した。
トリドールホールディングス<3397.T>が続伸。同社は25日に、21.3期通期の連結営業利益（IFRS）予想は2.0億円（前期比95.4％減）と発表した。
新型コロナウイルス感染症の同社グループへの影響については、感染拡大や長期化に伴い、臨時休業または営業時間短縮、消費の低迷などが懸念されるが、現在の状態が、2020年度上期まで続き、その後、徐々に通常営業に戻る前提としている。
併せて発表した、20.3期通期の連結営業利益は43.7億円（前の期比89.7％増）だった。丸亀製麺が、店舗数の増加などにより、増益となった。また、海外事業が増益となったことも寄与した。
★9:01 アンジェス－買い気配 国産ワクチン7月から治験 年内実用化も＝日経
アンジェス<4563.T>が買い気配。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社が新型コロナウイルスワクチンの臨床試験（治験）を7月から始めると報じた。
記事によれば、動物実験の成果などを受けて厚生労働省や医療機関などと治験前倒しについて協議しているもよう。有効性が確認できれば年内にも承認を受けて実用化される可能性がありそうだとしている。
アンジェス<4563.T>が買い気配。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社が新型コロナウイルスワクチンの臨床試験（治験）を7月から始めると報じた。
記事によれば、動物実験の成果などを受けて厚生労働省や医療機関などと治験前倒しについて協議しているもよう。有効性が確認できれば年内にも承認を受けて実用化される可能性がありそうだとしている。
★9:01 富士フイルム－3日続落 治療薬アビガン「5月中の承認は断念」との報道を嫌気
富士フイルムホールディングス<4901.T>が3日続落。共同通信は25日22時18分に、新型コロナウイルス感染症の治療薬候補アビガンを巡り、安倍晋三首相が目指すとした「5月中の承認」を政府が断念したことが25日、分かったと報じた。政府関係者が明らかにしたという。この報道が嫌気され、富士フイルムホールディングスには売りが出ている。
富士フイルムホールディングス<4901.T>が3日続落。共同通信は25日22時18分に、新型コロナウイルス感染症の治療薬候補アビガンを巡り、安倍晋三首相が目指すとした「5月中の承認」を政府が断念したことが25日、分かったと報じた。政府関係者が明らかにしたという。この報道が嫌気され、富士フイルムホールディングスには売りが出ている。
★9:02 第一三共－ＳＭＢＣ日興が投資判断引き上げ ADC開発品の開発進捗に期待
第一三共<4568.T>が大幅続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、ADC開発品の開発進捗に期待。投資評価は「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」に引き上げ、目標株価は5500円から10500円に引き上げた。
成長ドライバーはADCフランチャイズ（Enhertu、DS-1062、U3-1402）であると指摘。Enhertu（適応症：乳がん他）の価値は株価に充分に織り込まれていると考えているが、DS-1062（適応症：非小細胞肺がん）とU3-1402（適応症：EGFR変異体非小細胞肺がん）の今後の開発動向により株価にアップサイドが生じると考えている。
第一三共<4568.T>が大幅続伸。ＳＭＢＣ日興証券では、ADC開発品の開発進捗に期待。投資評価は「2（中立）」→「1（アウトパフォーム）」に引き上げ、目標株価は5500円から10500円に引き上げた。
成長ドライバーはADCフランチャイズ（Enhertu、DS-1062、U3-1402）であると指摘。Enhertu（適応症：乳がん他）の価値は株価に充分に織り込まれていると考えているが、DS-1062（適応症：非小細胞肺がん）とU3-1402（適応症：EGFR変異体非小細胞肺がん）の今後の開発動向により株価にアップサイドが生じると考えている。
★9:02 ダイトウボウ－売り気配 前期純利益74％減 繰延税金資産の取り崩しが影響
ダイトウボウ<3202.T>が売り気配。同社は25日、20.3期通期の連結営業利益が4.1億円（前期比24.3％増）だったと発表した。会社計画の4.6億円を下振れた。同純利益は7500万円（同74.3％減）となり、こちらも会社計画の2.3億円に届かなかった。
売上高が消費増税の影響と期末の新型コロナウイルス感染症の影響により各事業部門において計画を下回ったことに加え、繰延税金資産を取り崩し、法人税等調整額1.1億万円を計上したことが響いた。
21.3期通期の業績予想は、新型コロナウイルス感染症の影響から現時点で合理的な算定が困難であるため、未定とした。
ダイトウボウ<3202.T>が売り気配。同社は25日、20.3期通期の連結営業利益が4.1億円（前期比24.3％増）だったと発表した。会社計画の4.6億円を下振れた。同純利益は7500万円（同74.3％減）となり、こちらも会社計画の2.3億円に届かなかった。
売上高が消費増税の影響と期末の新型コロナウイルス感染症の影響により各事業部門において計画を下回ったことに加え、繰延税金資産を取り崩し、法人税等調整額1.1億万円を計上したことが響いた。
21.3期通期の業績予想は、新型コロナウイルス感染症の影響から現時点で合理的な算定が困難であるため、未定とした。
★9:02 マーベラス－買い気配 テンセント傘下と資本業務提携 テンセントの持分法適用会社へ
マーベラス<7844.T>が買い気配。同社は25日に、テンセントの完全子会社であるＩｍａｇｅ Ｆｒａｍｅ Ｉｎｖｅｓｔｍｅｎｔ（香港）と資本業務提携を締結するとともに、Ｉｍａｇｅ Ｆｒａｍｅ Ｉｎｖｅｓｔｍｅｎｔに対して第三者割り当ての方法により新株式の発行を行うと発表した。
業務提携では、同社による、「同社の既存IPのリッチコンテンツ化とグローバル化」や「新規IPの創出に向けた大型投資」、「新規事業展開のための投資」などの実現に取り組む。また、Ｉｍａｇｅ Ｆｒａｍｅ Ｉｎｖｅｓｔｍｅｎｔによる、「グローバル展開可能な新規IP創出および育成」や「日本の独特な文化の理解と中国市場における事業展開」の実現に取り組む。
資本提携では、第三者割り当て増資により、Ｉｍａｇｅ Ｆｒａｍｅ Ｉｎｖｅｓｔｍｅｎｔに発行する新株式（普通株式862万3300株。増資後の発行済株式総数に対する割合13.86％）を割り当てる。差引手取概算額は49億0702万0800円で、新規IP創出および新規事業展開や既存IPのグローバル展開などに充当する。
併せて、同社は、同社の主要株主であるアミューズキャピタルおよび中山隼雄氏により同社株式の売り出しが行われることを認識したことも発表した。なお、増資および売り出しによりＩｍａｇｅ Ｆｒａｍｅ Ｉｎｖｅｓｔｍｅｎｔの持ち株比率は20％となり、同社の筆頭株主となる見込み。さらに同社はテンセントの持分法適用会社となる予定となっている。
マーベラス<7844.T>が買い気配。同社は25日に、テンセントの完全子会社であるＩｍａｇｅ Ｆｒａｍｅ Ｉｎｖｅｓｔｍｅｎｔ（香港）と資本業務提携を締結するとともに、Ｉｍａｇｅ Ｆｒａｍｅ Ｉｎｖｅｓｔｍｅｎｔに対して第三者割り当ての方法により新株式の発行を行うと発表した。
業務提携では、同社による、「同社の既存IPのリッチコンテンツ化とグローバル化」や「新規IPの創出に向けた大型投資」、「新規事業展開のための投資」などの実現に取り組む。また、Ｉｍａｇｅ Ｆｒａｍｅ Ｉｎｖｅｓｔｍｅｎｔによる、「グローバル展開可能な新規IP創出および育成」や「日本の独特な文化の理解と中国市場における事業展開」の実現に取り組む。
資本提携では、第三者割り当て増資により、Ｉｍａｇｅ Ｆｒａｍｅ Ｉｎｖｅｓｔｍｅｎｔに発行する新株式（普通株式862万3300株。増資後の発行済株式総数に対する割合13.86％）を割り当てる。差引手取概算額は49億0702万0800円で、新規IP創出および新規事業展開や既存IPのグローバル展開などに充当する。
併せて、同社は、同社の主要株主であるアミューズキャピタルおよび中山隼雄氏により同社株式の売り出しが行われることを認識したことも発表した。なお、増資および売り出しによりＩｍａｇｅ Ｆｒａｍｅ Ｉｎｖｅｓｔｍｅｎｔの持ち株比率は20％となり、同社の筆頭株主となる見込み。さらに同社はテンセントの持分法適用会社となる予定となっている。
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