前場コメント No.4 ヤマハ、サカタインクス、ルックＨＤ、ＤｙＤｏ、ＴＤＫ、トピーなど
★9:06 ヤマハ－3日ぶり反落 前期事業利益12％減 会社計画を下回る
ヤマハ<7951.T>が3日ぶり反落。同社は26日、20.3期通期の連結事業利益（IFRS）は464億円（前の期比12.1％減）だったと発表した。2月6日に公表した修正後会社計画500億円を下回る着地となった。4Q（1-3月）において新型コロナウイルス感染症拡大に伴う操業停止や為替のマイナス影響などが響いた。
21.3期通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響により合理的な算定が困難のため未定とした。
ヤマハ<7951.T>が3日ぶり反落。同社は26日、20.3期通期の連結事業利益（IFRS）は464億円（前の期比12.1％減）だったと発表した。2月6日に公表した修正後会社計画500億円を下回る着地となった。4Q（1-3月）において新型コロナウイルス感染症拡大に伴う操業停止や為替のマイナス影響などが響いた。
21.3期通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響により合理的な算定が困難のため未定とした。
★9:07 サカタインクス－底堅い 1Q営業益20％増 パッケージ関連の販売数量が増加
サカタインクス<4633.T>が底堅い。同社は26日に、20.12期1Q（1-3月）の連結営業利益は19.1億円（前年同期比20.1％増）だったと発表した。印刷インキ事業において、パッケージ関連の販売数量が増加した。また、コスト削減も寄与した。上期の会社計画31.0億円に対する進ちょくは61.5％。
サカタインクス<4633.T>が底堅い。同社は26日に、20.12期1Q（1-3月）の連結営業利益は19.1億円（前年同期比20.1％増）だったと発表した。印刷インキ事業において、パッケージ関連の販売数量が増加した。また、コスト削減も寄与した。上期の会社計画31.0億円に対する進ちょくは61.5％。
★9:08 ルックＨＤ－急騰 1Q営業赤字転落も悪材料出尽くし
ルックホールディングス<8029.T>が急騰。同社は26日に、20.12期1Q（1-3月）の連結営業損益は5.0憶円の赤字（前年同期は6.2億円の黒字）だったと発表した。
アパレル関連事業が、新型コロナウイルスの影響による店舗の臨時休業などが響き、大幅な減益となった。また、生産およびOEM事業が、生産地変更に伴い生産コストが増加したことなどにより、赤字拡大となったことも響いた。
20.12期の業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大による事業活動への影響が見込まれ、現時点では連結業績予想の合理的な算定が困難なため、いったん未定とした。なお、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。
ルックホールディングス<8029.T>が急騰。同社は26日に、20.12期1Q（1-3月）の連結営業損益は5.0憶円の赤字（前年同期は6.2億円の黒字）だったと発表した。
アパレル関連事業が、新型コロナウイルスの影響による店舗の臨時休業などが響き、大幅な減益となった。また、生産およびOEM事業が、生産地変更に伴い生産コストが増加したことなどにより、赤字拡大となったことも響いた。
20.12期の業績予想については、新型コロナウイルス感染拡大による事業活動への影響が見込まれ、現時点では連結業績予想の合理的な算定が困難なため、いったん未定とした。なお、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。
★9:08 ダイドー－続伸 1Q営業益7億円 コスト削減が寄与し黒字転換
ダイドーグループホールディングス<2590.T>が変わらずを挟み続伸。同社は26日、21.1期1Q（1月21日-4月21日）の連結営業損益が7.4億円の黒字（前年同期は1.1億円の赤字）だったと発表した。国内飲料事業における原材料価格の低減により、売上総利益率が前年同期の52.1％を上回り、52.4％となったことが寄与した。広告販促にかかる費用や自販機にかかる減価償却費などの減少により、販管費が減少したことも増益要因となった。
同純損益は3800万円の赤字だった。政策保有株式の一部について、新型コロナウイルスの感染拡大による影響などにより、株価が取得価額に対して大幅に下落したことから投資有価証券評価損など4.5億円を計上したことが響いた。
また、21.1期通期の業績予想を取り下げ、未定にすることも発表した。従来は連結営業利益予想を23.0億円（前期比20.5％減）としていた。株価は1Qの営業黒字を好感した買いが優勢となっている。
ダイドーグループホールディングス<2590.T>が変わらずを挟み続伸。同社は26日、21.1期1Q（1月21日-4月21日）の連結営業損益が7.4億円の黒字（前年同期は1.1億円の赤字）だったと発表した。国内飲料事業における原材料価格の低減により、売上総利益率が前年同期の52.1％を上回り、52.4％となったことが寄与した。広告販促にかかる費用や自販機にかかる減価償却費などの減少により、販管費が減少したことも増益要因となった。
同純損益は3800万円の赤字だった。政策保有株式の一部について、新型コロナウイルスの感染拡大による影響などにより、株価が取得価額に対して大幅に下落したことから投資有価証券評価損など4.5億円を計上したことが響いた。
また、21.1期通期の業績予想を取り下げ、未定にすることも発表した。従来は連結営業利益予想を23.0億円（前期比20.5％減）としていた。株価は1Qの営業黒字を好感した買いが優勢となっている。
★9:08 ＴＤＫ－三菱ＵＦＪＭＳが投資判断引き上げ 業績拡大開始への転換点がやってきた
ＴＤＫ<6762.T>が小幅続伸。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、業績拡大開始への転換点がやってきたと指摘。レーティングは「Neutral」→「Overweight」に引き上げ、目標株価は9500円から12000円に引き上げた。
営業利益予想は21/3期を旧予想比10億円増額の810億円、22/3期を同10億円増額の1370億円とし、23/3期を新たに1730億円とした。株価上昇のカタリストは、LiBの継続的成長。加えて、センサの赤字縮小とHDDヘッドの再浮上も重要なファクターと言及。株価下落リスクは、（1）車載向け受動部品の減速、（2）センサの収益改善遅延、（3）HDD市場の縮小、（4）LiBの中国スマホ顧客のシェア低下などを挙げている。
ＴＤＫ<6762.T>が小幅続伸。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、業績拡大開始への転換点がやってきたと指摘。レーティングは「Neutral」→「Overweight」に引き上げ、目標株価は9500円から12000円に引き上げた。
営業利益予想は21/3期を旧予想比10億円増額の810億円、22/3期を同10億円増額の1370億円とし、23/3期を新たに1730億円とした。株価上昇のカタリストは、LiBの継続的成長。加えて、センサの赤字縮小とHDDヘッドの再浮上も重要なファクターと言及。株価下落リスクは、（1）車載向け受動部品の減速、（2）センサの収益改善遅延、（3）HDD市場の縮小、（4）LiBの中国スマホ顧客のシェア低下などを挙げている。
★9:09 トピー工業－もみ合い 前期最終赤字に転落 繰延税金資産を追加取り崩し
トピー工業<7231.T>がもみ合い。同社は26日、20.3期通期の連結最終損益は50億円の赤字（前の期は71億円の黒字）だったと発表した。繰延税金資産の追加取り崩しにより、3月24日に公表した修正後会社計画32億円の赤字を下回る着地となった。
同連結経常利益は36億円（前の期比61.6％減）となった。持ち分法投資損益の増加などにより、同じく3月24日に公表した修正後会社計画26億円を上回った。
21.3期通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響により合理的な算定が困難のため未定とした。
トピー工業<7231.T>がもみ合い。同社は26日、20.3期通期の連結最終損益は50億円の赤字（前の期は71億円の黒字）だったと発表した。繰延税金資産の追加取り崩しにより、3月24日に公表した修正後会社計画32億円の赤字を下回る着地となった。
同連結経常利益は36億円（前の期比61.6％減）となった。持ち分法投資損益の増加などにより、同じく3月24日に公表した修正後会社計画26億円を上回った。
21.3期通期業績予想については、新型コロナウイルス感染症の影響により合理的な算定が困難のため未定とした。
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