前場コメント No.12  大塚商、チェンジ、アステラス薬、ツルハHD、UUUM、任天堂など

2020/06/01(月) 11:39
★10:47  大塚商会-三菱UFJMSが目標株価引き上げ PC特需の反動減を他でどれだけオフセットできるか
大塚商会<4768.T>が続伸。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、PC特需の反動減を他の商材でどれだけオフセットできるかに注目。投資判断は「Neutral」を継続、目標株価は4400円から4600円に引き上げた。

 20/12期の営業利益は610億円(前期比 2%減)と会社計画 637億円(同2%増) を下回りコンセンサス(IFIS)611億円(同2%減)と同水準を予想。PC特需の反動減による減収影響が減益とみる主因としている。当面の注目点は、20/12期2Q(4-6月)の売上動向であるとコメント。6%減収とみているが、前年あったPC特需の反動減を他の商材でどれだけオフセットできるか、に注目している。



★10:53  チェンジ-大幅高 NHK「おはよう日本」で子会社紹介を好感
 チェンジ<3962.T>が大幅高。6月1日のNHK「おはよう日本」において、同社子会社のトラストバンクが取り上げられたことが材料。番組では雇用シェアについて取り上げられ、トラストバンクの川村憲一社長は「新しく出向する人が入ってきてどんなことが生まれるのか、興味もあり刺激になっていく」とコメントした。
 
 株価はテレビで取り上げられたことによる知名度向上を好感した買いが入っている。
 

★10:58  アステラス製薬-4日続伸 前立腺がん治療薬の第3相試験で死亡リスク減少確認
 アステラス製薬<4503.T>が4日続伸。同社は5月29日(米国時間)、非転移性去勢抵抗性前立腺がん患者を対象に開発を進めている「エンザルタミド」について、第3相PROSPER試験の最終解析結果を米国臨床腫瘍学会年次総会で発表した。

 PROSPER試験のOS解析において、ADT(アンドロゲン除去療法)とエンザルタミド併用投与群では、ADTとプラセボ併用投与群と比較して、死亡するリスクが27%減少したため、全生存期間を有意に延長したとしている。

★10:58  ツルハHD-9日続伸 5月度既存店売上高4%増
 ツルハホールディングス<3391.T>が9日続伸。同社は5月29日、5月度月次営業速報を発表した。既存店売上高は前年同月比4.1%増、全店売上高は同5.6%増、既存店客数は同6.5%増、既存店客単価は同2.3%低下となった。また、5月度の直営店新規開店は15店舗、閉店は3店舗、合計店舗数は2150店舗となった。

★11:04  シノプス-大幅続伸 需要予測・自動発注を1店舗から利用できるサービス「sinops-CLOUD」開始
 シノプス<4428.T>が大幅続伸。同社は1日11時に、需要予測・自動発注を1店舗から利用できるサービス「sinops-CLOUD」を開始すると発表した。

 従来パッケージ型で提供されていた「sinops シリーズ」では、数十店舗以上でチェーン展開しているスーパーマーケット、ドラッグストア、専門店などの小売業を中心とした販売だった。新しく販売が開始される「sinops-CLOUD」は、これまでの導入企業でももちろん利用できるだけでなく、これまで導入できなかった店舗数が少ない小売業、またパンや惣菜に特化した小売業、外食業といった新しい業態でも利用できるとしている。

★11:06  UUUM-急騰 任天堂著作物について吉本所属タレント含む包括的許諾で合意
 UUUM<3990.T>が急騰。同社は1日、任天堂<7974.T>の著作物の取り扱いに関して、従前より包括的許諾を受けているが、このたび、業務提携先である吉本興業に所属するタレントのYouTubeチャンネルを含め許諾を受けることにつき、任天堂と合意したと発表した。

 同日、任天堂より「ネットワークサービスにおける任天堂の著作物の利用に関するガイドライン」の更新が発表され、個人投稿者に加え、別途契約が締結された法人に所属する投稿者についても、同ガイドラインを遵守することにより、任天堂のゲーム著作物を利用したコンテンツ投稿を行うことが可能という旨、明示されることとなったとしている。
 

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