〔Market Flash〕オフィス系REITには商業系やホテル系以上の魅力あり~野村

2020/06/03(水) 13:40
【13:40】オフィス系REITには商業系やホテル系以上の魅力あり~野村  野村証券ではREITに関して、仮に企業がオフィスの返室や移転を決めるとしても、実際に行動に移すのは21年以降になると考えられることから、今期、来期あたりの物件の運営環境が大きく変調しないとの見方に立てば、今のオフィス系REITには商業系やホテル系REIT以上の魅力があると考えている。野村では東証REIT指数のターゲットを1750pとしており、サブセクターの投資優先順位は物流施設、住宅、オフィス、総合型、商業施設、ホテルの順としている。ただし、仮に東証REIT指数がターゲットを超えて上昇する展開となれば、その時にはオフィス系REITやオフィス中心の総合型REITの株価上昇率が最も大きくなる可能性があると考えている。 【12:40】扶桑化学は三段目の上昇波動が進行中~SMBC日興  SMBC日興証券では、テクニカルリポートで扶桑化学工業<4368.T>を取り上げている。株価は2017年6月の高値4085円からの調整が18年12月の1797円で下げ止まり、その後の反騰が20年2月の3650円まで拡大した。2~3月には大きく押し戻されたが、底割れすることなく3月の2313円で短期二番底を打ち、その後の上昇で3650円を上抜いたことから、上昇再開の公算が大きくなったとSMBC日興では判断している。今後に関しては、2017年の高値4085円を上抜くと、三段目の上昇波動へ移行していることが確認され、まずは4170円どころ、先行き4990円どころか5500円どころ、もしくは5760円どころまで上昇波動が拡大する可能性があると考えている。 【10:40】JR各社は旅客減が経営変化につながる可能性~野村  野村証券ではJR各社に関して、過去にない規模となった今回の旅客減が、旅客増を前提としたこれまでの経営に変化を与える可能性は低くないと考えている。JR東日本<9020.T>の決算説明会では鉄道の利用の仕方に対応した運賃の仕組みの見直しの可能性への言及があったようで、これも過去にない話であるとのこと。野村では、これを契機に非鉄道事業の事業拡大やM&Aが進む可能性があるとみており、会社の変化に注目したいとコメントしている。 【9:40】非鉄精錬ではDOWAの決算が相対的に良好~SMBC日興  SMBC日興証券では非鉄製錬各社の20.3期決算に関して、全体的に新型肺炎の影響を除けば、サプライズのある内容ではなかったと総括している。景気動向に左右されない事業群の構成比が高いDOWA<5714.T>の決算が相対的に良好と指摘。決算内容が相対的に芳しくなかった三菱マテリアル<5711.T>に関しては、銅製錬事業の実収率改善など悪い話ばかりでもなかったが、年間配当(80円)が必ずしも下限とならないとの会社からの言及があった点はネガティブな印象とコメントしている。SMBC日興では、各社の収益構造に大きな問題点は見当たらないと判断しており、景気や金属市況が上向いてくれば、収益力は回復すると予想している。 【8:45】寄り前気配は日化薬、上組、Fマート、三菱倉が高い気配値  主力株の寄り前気配では、日化薬<4272>+27.18%、上組<9364>+23.79%、Fマート<8028>+20.02%、三菱倉<9301>+17.65%、T&DHD<8795>+15.50%、ニフコ<7988>+14.81%、ヤマハ<7951>+11.65%、サントリーBF<2587>+11.62%、ニッパツ<5991>+8.62%などが高い気配値。  一方、ネクソン<3659>-4.58%、クレセゾン<8253>-2.66%、NOK<7240>-2.04%、HOYA<7741>-1.78%、大特鋼<5471>-1.71%、北越紀州<3865>-1.69%、奥村組<1833>-1.51%、七十七<8341>-1.23%、ケーズHD<8282>-1.17%、栗田工<6370>-1.15%などが安い気配値となっている。
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