サムコ-大幅続落 3Q営業益2.1倍も地合いの悪さに連れ安
サムコ<6387.T>が大幅続落。同社は11日、20.7期3Q累計(8-4月)の営業利益は6.4億円(前年同期比2.1倍)だったと発表した。新型コロナウイルス感染症の影響から3Q(2-4月)の受注実績は期初予想を下回ったものの、出荷業務に対する影響は軽微にとどまった。
併せて、20.7期通期の営業利益予想を従来の7.5億円から8.6億円(前期比2.6倍)に上方修正した。工場の安定稼働による生産性向上や経費の増加抑制努力、各種経費が想定より低めに推移していることから、従来予想を上回る見通し。期末配当予想についても、従来の20円から25円(前期は20円)に引き上げた。
なお、11日の米国市場でフィラデルフィア半導体株指数が6%超下落したこともあり、同社の株価も連れ安の展開となっている。
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