後場コメント No.4 TOW、NTTドコモ、レカム、コシダカHD、日経VI、デンソー、IIJ

2020/06/15(月) 15:02
★13:46  TOW-後場急騰 通期営業益を上方修正 期末配当予想を1円増額
 テー・オー・ダブリュー<4767.T>が後場急騰。同社は15日13時30分、20.6期通期の連結営業利益予想を従来の21.0億円から22.1億円(前期比10.9%増)に引き上げると発表した。

 新型コロナウイルス感染拡大防止に対応した各種オンラインプロモーション施策の実施、上半期に引き続き官公庁・団体などの扱いの伸長、7月以降計上予定案件の中止による前倒し計上などが売上高を押し上げたことから、前回予想を上回る見通し。

 また、20.6期の期末配当予想を7.5円から8.5円(前期は株式分割を考慮した場合8円)に修正すると発表した。

★13:48  NTTドコモ-反発 MVNO向け回線利用料の値下げ「妥当」 総務省委が答申
 NTTドコモ<9437.T>が反発。総務省の電気通信紛争処理委員会は12日、同社が格安スマートフォン事業者の音声通話サービス用に貸し出す回線利用料について引き下げが妥当とする答申を総務相に提出した。

 13日付の日本経済新聞朝刊の記事によれば、日本通信<9424.T>からの裁定の申し立てに基づき審議し大筋で主張を認めたもよう。利用料の引き下げが進めば、格安スマホの通話料の引き下げにつながる可能性があるとしている。なお、株価に対するネガティブな反応は限定的だ。

★14:04  レカム-ストップ高買い気配 ウイルス除菌装置の海外独占販売権取得を引き続き材料視
 レカム<3323.T>がストップ高買い気配。ReSPR TECHNOLOGIES(パナマ共和国)が製造するウイルス除菌装置「ReSPR(レスパー)」の海外7カ国における独占販売契約締結が引き続き材料視されているようだ。

 12日11時、日本経済新聞電子版より上記の件が報じられた。その後、同日12時に同社から正式発表がされたことから、きょうも引き続きこれらを好感し、買いが殺到しているもよう。

★14:04  コシダカHDなど-大幅安 「昼カラ」で感染拡大 クラスター発生=時事
 コシダカホールディングス<2157.T>、鉄人化計画<2404.T>などカラオケ関連が大幅安。時事通信は15日13時32分、昼間にカラオケを楽しめる札幌市の喫茶店2店舗でクラスター(感染者集団)の発生が確認され、市は警戒を強めている報じたことが材料。

 記事によれば、高齢者の憩いの場が「盲点」となった形で、市はマスク着用やマイクの消毒など感染防止対策の徹底を呼び掛けているとしている。

 東京都が14日、都内で新たに47人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されるなど、感染第2波への懸念が強まっていることからカラオケ関連は売りが優勢。コシダカは安いところで約8%安、鉄人化は同10%安を付ける場面があった。

★14:14  日経VI-急騰 日経平均の急落を受け上げ幅拡大 一気に17%高水準へ
 NEXT NOTES 日経平均VI先物指数 ETN<2035.T>が急騰。前引け時点で前日比3.1%高で推移していたのが、一気に前日比17%高の水準まで急騰している。日経平均株価が後場に入って急落。安いところで前週末の安値21786円を割り込む21688円を付け、下げ幅を600円超に拡大する場面があったことから、上げ幅を拡大しているようだ。

★14:15  デンソー-5日続落 後付け「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」がSUBARU純正用品に採用
 デンソー<6902.T>が5日続落。同社は15日、後付け装着可能な「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」が、SUBARU<7270.T>の純正用品として採用されたと発表した。
 
 本装置は、発進時加速抑制と後退時加速抑制が備わっている。発進時に、超音波センサーが障害物を検知すると表示機とブザーでドライバーに注意喚起する。ドライバーがブレーキと間違えて強くアクセルを踏み込んだ場合には、加速を抑制するという。また、後退時は時速約5キロ以上でアクセルを踏み込んだ場合に、障害物を検知していない状況でも加速を抑制するとしている。
 
 今後、他の乗用車メーカーへの展開を促進し、交通事故の低減に貢献することで、安心・安全なクルマ社会の実現を目指すとしている。なお、株価は地合いの悪さに連れ安しており、ポジティブな反応は限定的だ。

★14:24  IIJ-反発 冷蔵冷凍設備の温度管理ソリューションを提供開始
 インターネットイニシアティブ<3774.T>が反発。同社は15日、冷凍冷蔵庫や倉庫の温度を自動監視・管理するIoTソリューション「IIJ LoRaWANソリューション for HACCP温度管理」を発表した。HACCP(ハサップ)による衛生管理の義務化を背景として、本ソリューションを7月15日から提供を始める。

 本ソリューションは、温度センサー、温度データをクラウドに送る無線基地局など、さまざまなサービス・サポートを一括で提供する。遠隔からスマートフォンやパソコンで確認することが可能で、異常を検知した場合はメールやアプリ経由で通知を受けることができるとしている。


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