前場コメント No.10 グリー、キーエンス、黒崎播磨、富士フイルム、ローム、富士通など
★10:44 グリー－3日続伸 Ｐｒｅｆｅｒｒｅｄ ＮｅｔｗｏｒｋｓとAI技術活用したアプリケーション共同開発でに合意
グリー<3632.T>が3日続伸。同社は16日に、ゲーム事業ブランドであるＷＦＳが、Ｐｒｅｆｅｒｒｅｄ Ｎｅｔｗｏｒｋｓ（東京都千代田区 以下、ＰＦＮ）と深層学習（ディープラーニング）をはじめとするAI技術を活用したアプリケーションを共同開発することに合意したと発表した。
今回の協業は、ＷＦＳがこれまで培ってきたモバイルゲームの企画・開発・運営力、海外への展開力とＰＦＮのAI技術、特に深層学習に関する知見や技術を組み合わせることにより、デジタルエンターテイメント分野において魅力的なアプリケーションを共同開発することを目的としている。
グリー<3632.T>が3日続伸。同社は16日に、ゲーム事業ブランドであるＷＦＳが、Ｐｒｅｆｅｒｒｅｄ Ｎｅｔｗｏｒｋｓ（東京都千代田区 以下、ＰＦＮ）と深層学習（ディープラーニング）をはじめとするAI技術を活用したアプリケーションを共同開発することに合意したと発表した。
今回の協業は、ＷＦＳがこれまで培ってきたモバイルゲームの企画・開発・運営力、海外への展開力とＰＦＮのAI技術、特に深層学習に関する知見や技術を組み合わせることにより、デジタルエンターテイメント分野において魅力的なアプリケーションを共同開発することを目的としている。
★10:46 キーエンス－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ 一人当たり売上高拡大で利益成長加速局面へ
キーエンス<6861.T>が堅調。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、一人当たり売上高拡大で利益成長加速局面を予想。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は40000円から45000円に引き上げた。
21/3期1Qは欧米日での外出自粛、禁止の影響で業績は低調となるが、2Q以降には増収に転じると予想。20/3期1Qから減収が続いていたこともあり増収になりやすい状況という。21/3期2Qから増収に転じれば株価はポジティブに反応するとみている。需要回復時には一人当たり売上高が増加するため、売上高拡大が利益拡大に結び付きやすい局面となると予想している。
キーエンス<6861.T>が堅調。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、一人当たり売上高拡大で利益成長加速局面を予想。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は40000円から45000円に引き上げた。
21/3期1Qは欧米日での外出自粛、禁止の影響で業績は低調となるが、2Q以降には増収に転じると予想。20/3期1Qから減収が続いていたこともあり増収になりやすい状況という。21/3期2Qから増収に転じれば株価はポジティブに反応するとみている。需要回復時には一人当たり売上高が増加するため、売上高拡大が利益拡大に結び付きやすい局面となると予想している。
★10:47 黒崎播磨－東海東京が目標株価引き上げ 粗鋼生産量の減少で厳しい状況が続こう
黒崎播磨<5352.T>が小幅高。東海東京調査センターでは、粗鋼生産量の減少で厳しい状況が続くと予想。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は4210円から4300円に引き上げた。
21/3期は売上高1203億円（前年比12.4%減）、営業利益62億円（同34.0%減）と予想。日本製鉄の21/3期1Q（20年4-6月）の稼働率が60%程度になる見通しであること、海外でも粗鋼生産量が減少していることから、耐火物販売の減少を見込み、前回予想を引き下げ、減収減益を予想している。22/3期は粗鋼生産量の増加による耐火物販売の増加、電子部品向けセラミックスの販売増加などから増収増益になるとみている。
黒崎播磨<5352.T>が小幅高。東海東京調査センターでは、粗鋼生産量の減少で厳しい状況が続くと予想。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は4210円から4300円に引き上げた。
21/3期は売上高1203億円（前年比12.4%減）、営業利益62億円（同34.0%減）と予想。日本製鉄の21/3期1Q（20年4-6月）の稼働率が60%程度になる見通しであること、海外でも粗鋼生産量が減少していることから、耐火物販売の減少を見込み、前回予想を引き下げ、減収減益を予想している。22/3期は粗鋼生産量の増加による耐火物販売の増加、電子部品向けセラミックスの販売増加などから増収増益になるとみている。
★10:49 富士フイルム－ＳＭＢＣ日興が目標株価引き下げ COVID-19対策と修正戦略を示したい
富士フイルムホールディングス<4901.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、COVID-19対策と修正戦略を示したいと指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は6500円から6200円に引き下げた。
20/3 期決算実績やその後の取材、足元の事業環境などを踏まえ業績予想を修正。営業利益は21/3期1500億円、22/3期1800億円、23/3期2000億円と、従来予想の同1800億円、2300億円、2450億円から下方修正。QUICKコンセンサス対比では引き続き慎重な予想としている。アビガンについては21/3期の政府備蓄分のみ計上する一方で、日立製作所からの画像診断装置買収分は買収時期未定であることを勘案し従来予想から差し引いたという。
富士フイルムホールディングス<4901.T>が反落。ＳＭＢＣ日興証券では、COVID-19対策と修正戦略を示したいと指摘。投資評価は「1（アウトパフォーム）」を継続、目標株価は6500円から6200円に引き下げた。
20/3 期決算実績やその後の取材、足元の事業環境などを踏まえ業績予想を修正。営業利益は21/3期1500億円、22/3期1800億円、23/3期2000億円と、従来予想の同1800億円、2300億円、2450億円から下方修正。QUICKコンセンサス対比では引き続き慎重な予想としている。アビガンについては21/3期の政府備蓄分のみ計上する一方で、日立製作所からの画像診断装置買収分は買収時期未定であることを勘案し従来予想から差し引いたという。
★10:52 ローム－底堅い 車載・産業機器向け「1200V 第4世代SiC MOSFET」を開発
ローム<6963.T>が底堅い。同社は17日、車載パワートレインシステムや産業機器向け電源に最適な「1200V 第4世代SiC MOSFET」を開発したと発表した。次世代電動車の普及推進から、より高効率で小型・軽量化された電動システムの開発が進められている。パワーデバイスにおいても、それらに対応した進化が求められていることから開発に至った。
MOSFETを動作させたとき、オン抵抗が小さいほど電力ロスが少なくなる。今回開発した新製品は、独自のダブルトレンチ構造をさらに進化させることで、短絡耐量時間を犠牲にすることなく、従来品と比べ単位面積あたりのオン抵抗を約40％低減することに成功したという。加えて、従来品と比べスイッチング損失を約50％削減することに成功したとしている。
ローム<6963.T>が底堅い。同社は17日、車載パワートレインシステムや産業機器向け電源に最適な「1200V 第4世代SiC MOSFET」を開発したと発表した。次世代電動車の普及推進から、より高効率で小型・軽量化された電動システムの開発が進められている。パワーデバイスにおいても、それらに対応した進化が求められていることから開発に至った。
MOSFETを動作させたとき、オン抵抗が小さいほど電力ロスが少なくなる。今回開発した新製品は、独自のダブルトレンチ構造をさらに進化させることで、短絡耐量時間を犠牲にすることなく、従来品と比べ単位面積あたりのオン抵抗を約40％低減することに成功したという。加えて、従来品と比べスイッチング損失を約50％削減することに成功したとしている。
★10:53 富士通－続伸 理研の次世代スパコン「富岳」の公開を材料視
富士通<6702.T>が続伸。理化学研究所が16日に、次世代の国産スーパーコンピューター「富岳（ふがく）」を公開したことが材料視されているようだ。
「富岳」は2019年に稼働を停止したスーパーコンピューター「京」の後継機として、同社が開発した中央演算処理装置（CPU）などが搭載されている。これを好感し、株価は買われる展開となっている。
富士通<6702.T>が続伸。理化学研究所が16日に、次世代の国産スーパーコンピューター「富岳（ふがく）」を公開したことが材料視されているようだ。
「富岳」は2019年に稼働を停止したスーパーコンピューター「京」の後継機として、同社が開発した中央演算処理装置（CPU）などが搭載されている。これを好感し、株価は買われる展開となっている。
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