前場コメント No.2  リプロセル、OSG、ステムリム、ジュンテント、PALTEK、SBテクノロジ

2020/06/29(月) 11:37
★9:03  リプロセル-買い気配 iPS細胞の作製・保管個人向けサービス開始=日経
 リプロセル<4978.T>が買い気配。29日付の日本経済新聞朝刊は、同社が8月から人工多能性幹細胞(iPS細胞)を作製・保管する個人向けサービスを始めると報じた。iPS細胞は脊髄損傷やパーキンソン病などの治療に期待されており、将来のケガや病気に備えたい富裕層の需要を取り込む。

 記事によれば、サービス名「パーソナルiPS」は提携クリニックや自宅でコップ1杯の尿を取って同社に送ると、3カ月程度でiPS細胞を作製し、日本と米国の2カ所で保管するという。細胞の作製費用は大人は200万円で、子どもは100万円としている。

★9:04  OSG-買い気配 上期営業益48%減予想も悪材料出尽くし
 OSG<6136.T>が買い気配。同社は26日、従来未定としていた20.11上期の連結営業利益予想は60億円(前年同期比48.4%減)、中間配当予想は11円(前期は23円)と発表した。現時点で入手可能な情報をもとに業績を算出したとしている。20.11期通期の業績予想および配当予想は未定に据え置いた。なお、株価は目先の悪材料出尽くし感から買い気配となっている

★9:04  ステムリム-急騰 変形性膝関節症対象とした第2相医師主導治験実施に関する契約締結
 ステムリム<4599.T>が急騰。同社は29日8時30分に、弘前大学および塩野義製薬<4507.T>との間で、同社から塩野義製薬へ導出済みの再生誘導医薬開発候補品、HMGB1ペプチド(一般名レダセムチド)を用いた変形性膝関節症を対象とする第2相医師主導治験の実施に関する契約を締結したと発表した。

 この治験は、弘前大学において医師主導治験として実施されるもので、変形性膝関節症患者に対するレダセムチドの有効性及び安全性を評価することを主たる目的とし、2020年内に開始されることが計画されているという。
 この契約の締結により、同社と塩野義製薬は、治験に対する治験薬の提供、治験届の提出に必要な情報の提供、治験に係る各種資料の作成支援などを通じてこの治験実施の支援するとしている。

★9:04  ジュンテンドー-買い気配 今期営業益予想を上方修正 感染予防や巣ごもり関連が伸長
 ジュンテンドー<9835.T>が買い気配。同社は26日、21.2期通期の個別営業利益予想を従来の4.0億円から9.5億円(前期比3.3倍)に上方修正すると発表した。マスクや除菌剤などの感染予防関連、園芸資材などの巣ごもり関連の売り上げが伸長したこと、下期に予定する改修・改装などの経費を踏まえ、大幅な上方修正に至った。

★9:05  PALTEK-大幅続伸 上期最終益予想を上方修正 連結子会社解散による損金算入
 PALTEK<7587.T>が大幅続伸。同社は26日、20.12期上期(1-6月)の連結最終利益予想を従来の8000万円から1億4000万円(前年同期比6.1倍)に上方修正すると発表した。

 連結子会社テクノロジー・イノベーションの解散および債権放棄により、株式評価損および貸倒損失の損金算入が可能となることなどから、上期最終利益が6000万円増加する見込み。通期予想については据え置いた。

★9:05  SBテクノロジー-10日続伸 システムコンサルティングサービスなど行う電緑を子会社化
 SBテクノロジー<4726.T>が10日続伸。同社は26日に、クラウドワークス<3900.T>が保有する電緑(東京都品川区)の株式を取得(子会社化)すると発表した。

 電縁は、創業以来、通信、自治体などを中心に各種システム開発を手掛けており、それらの業界における知見や技術力に強みを有しているという。両社が強みとする通信業や自治体においては、今後、5G やデジタルガバメントの領域でクラウドやIoTといった先端技術を活用した開発需要が高まっていくと想定しており、電縁の子会社化により、拡大するニーズへの対応力強化が図られるとしている。取得価格は14億4100万円で株式の引き渡しは7月10日予定となっている。


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