前場コメント No.5 エア・ウォーター、ＤｅＮＡ、レンゴー、フィット、ロート、コスモエネＨＤ
★9:16 エア・ウォーター－反落 「歯髄幹細胞を用いた再生医療」を世界で初めて実用化
エア・ウォーター<4088.T>が反落。同社は26日、グループ会社で、歯髄関連事業を企画・推進するアエラスバイオ社ならびにアエラスバイオと連携するＲＤ歯科クリニックの再生医療等提供計画が厚生労働省にて受理されたことに伴い、同日より歯髄幹細胞を用いた再生医療を開始すると発表した。
歯髄再生治療は、自らの不用歯から歯髄を採取し、その中に含まれる歯髄幹細胞を培養増殖し、虫歯（不可逆性歯髄炎など）で神経を喪失した歯に移植することにより歯髄を再生する治療で、この実用化は、世界で初めての取り組みとしている。なお、株価は地合いの悪さに連れ安しており、材料に対するポジティブな反応は限定的。
エア・ウォーター<4088.T>が反落。同社は26日、グループ会社で、歯髄関連事業を企画・推進するアエラスバイオ社ならびにアエラスバイオと連携するＲＤ歯科クリニックの再生医療等提供計画が厚生労働省にて受理されたことに伴い、同日より歯髄幹細胞を用いた再生医療を開始すると発表した。
歯髄再生治療は、自らの不用歯から歯髄を採取し、その中に含まれる歯髄幹細胞を培養増殖し、虫歯（不可逆性歯髄炎など）で神経を喪失した歯に移植することにより歯髄を再生する治療で、この実用化は、世界で初めての取り組みとしている。なお、株価は地合いの悪さに連れ安しており、材料に対するポジティブな反応は限定的。
★9:16 ＤｅＮＡ－反落 子会社株式売却益を計上も地合いに連れ安
ディー・エヌ・エー<2432.T>が反落。同社は26日、連結子会社のＳＨＯＷＲＯＯＭの株式一部譲渡による子会社株式売却益を80億円計上する見込みと発表した。今回の売却により、同社のＳＨＯＷＲＯＯＭ持ち株比率が49.8％となるため、連結子会社から持分法適用会社に変更される予定としている。なお、株価は地合いの悪さに連れ安しており、ポジティブな反応は限定的。
ディー・エヌ・エー<2432.T>が反落。同社は26日、連結子会社のＳＨＯＷＲＯＯＭの株式一部譲渡による子会社株式売却益を80億円計上する見込みと発表した。今回の売却により、同社のＳＨＯＷＲＯＯＭ持ち株比率が49.8％となるため、連結子会社から持分法適用会社に変更される予定としている。なお、株価は地合いの悪さに連れ安しており、ポジティブな反応は限定的。
★9:19 レンゴー－東海東京が目標株価引き上げ 21/3期は営業減益も22/3期以降は過去最高益更新へ
レンゴー<3941.T>が小幅安。東海東京調査センターでは、21/3期は営業減益も22/3期以降は過去最高益更新を予想。レーティングは「Outperform」を継続、目標株価は1040円から1120円に引き上げた。
東海東京では、21/3期業績を売上高6870億円（前年比0.5%増）、営業利益392億円（同4.9%減）と予想。会社計画を下回る予想である。段ボールの販売見通しの引き下げ、減価償却費の増加を考慮したことから、前回予想（売上高6930億円、営業利益422億円）を引き下げた。一方、22/3期は売上高7080億円（前年比3.1%増）、営業利益427億円（同8.9%増）と、段ボール原紙、段ボール製品の販売増加で増収増益を予想。22/3期以降は再び過去最高益の更新が続くとみている。
レンゴー<3941.T>が小幅安。東海東京調査センターでは、21/3期は営業減益も22/3期以降は過去最高益更新を予想。レーティングは「Outperform」を継続、目標株価は1040円から1120円に引き上げた。
東海東京では、21/3期業績を売上高6870億円（前年比0.5%増）、営業利益392億円（同4.9%減）と予想。会社計画を下回る予想である。段ボールの販売見通しの引き下げ、減価償却費の増加を考慮したことから、前回予想（売上高6930億円、営業利益422億円）を引き下げた。一方、22/3期は売上高7080億円（前年比3.1%増）、営業利益427億円（同8.9%増）と、段ボール原紙、段ボール製品の販売増加で増収増益を予想。22/3期以降は再び過去最高益の更新が続くとみている。
★9:27 フィット－買い気配 今期営業益39％増見込む 前期は営業黒字転換
フィット<1436.T>が買い気配。同社は26日に、21.4期通期の営業利益予想は2.2億円（前期比39.3％増）と発表した。
新型コロナウイルス感染症の影響による資材納品の遅れのほか、電力会社の太陽光発電施設の系統連系の遅れは解消するものと見込んでいる。上期までに期ずれが発生した場合、3Q以降に期ずれ案件を確実に取り込むとともに、通期において、計画仕入・計画施工を実施することにより、年間予算の達成を目指すとしている。
併せて発表した、20.4期通期の営業損益は1.6億円の黒字（前の期は2.0億円の赤字）だった。クリーンエネルギー事業が、4Qに新型コロナの影響による電力会社の太陽光発電施設の系統連系の遅れなどが発生したものの、大幅な増益となった。また、ストック事業が増益となったことも寄与した。
フィット<1436.T>が買い気配。同社は26日に、21.4期通期の営業利益予想は2.2億円（前期比39.3％増）と発表した。
新型コロナウイルス感染症の影響による資材納品の遅れのほか、電力会社の太陽光発電施設の系統連系の遅れは解消するものと見込んでいる。上期までに期ずれが発生した場合、3Q以降に期ずれ案件を確実に取り込むとともに、通期において、計画仕入・計画施工を実施することにより、年間予算の達成を目指すとしている。
併せて発表した、20.4期通期の営業損益は1.6億円の黒字（前の期は2.0億円の赤字）だった。クリーンエネルギー事業が、4Qに新型コロナの影響による電力会社の太陽光発電施設の系統連系の遅れなどが発生したものの、大幅な増益となった。また、ストック事業が増益となったことも寄与した。
★9:27 ロート製薬－三菱ＵＦＪＭＳが目標株価引き上げ コスト削減効果が業績を下支え
ロート製薬<4527.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、コスト削減効果が業績を下支えと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2700円から4500円に引き上げた。
21/3期の会社計画は妥当とみている。日本事業の減収幅が小さいのは日本点眼薬の買収効果が大きいと指摘。新型肺炎の影響は、プレステージ化粧品ほどではないまでも内外の売上を押し下げるが、それでもコンサルフィーの解消やコスト削減の顕在化により、前期比20億円程度の営業利益の底上げ効果があるとみている。21/3期業績の底堅さは22/3期の増益率が他の化粧品企業より低いことにも繋がるとしながらも、先行き景況感に不透明感もある中、同社の株価バリュエーションが業界内で相対的に低下することは考えづらいと解説している。
ロート製薬<4527.T>が続伸。三菱ＵＦＪモルガンスタンレー証券では、コスト削減効果が業績を下支えと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は2700円から4500円に引き上げた。
21/3期の会社計画は妥当とみている。日本事業の減収幅が小さいのは日本点眼薬の買収効果が大きいと指摘。新型肺炎の影響は、プレステージ化粧品ほどではないまでも内外の売上を押し下げるが、それでもコンサルフィーの解消やコスト削減の顕在化により、前期比20億円程度の営業利益の底上げ効果があるとみている。21/3期業績の底堅さは22/3期の増益率が他の化粧品企業より低いことにも繋がるとしながらも、先行き景況感に不透明感もある中、同社の株価バリュエーションが業界内で相対的に低下することは考えづらいと解説している。
★9:31 コスモエネルギー－4日続落 ハイオク虚偽表示 景品表示法違反恐れ＝毎日
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が4日続落。29日付の毎日新聞朝刊は、コスモ石油が「スーパーマグナム」のブランドで販売するハイオクガソリンについて、エンジンの汚れを取り除く添加剤が入っていないのに10年以上、「使い続けるほどにきれいにしてくれる」と虚偽の性能を公式ホームページに記載していたことが判明したと報じた。
記事によれば、毎日新聞の取材に対し記載内容が不適切だったことを認め、4月に公式ホームページを修正したという。過去の表示にもさかのぼって適用されるため、景品表示法違反（優良誤認）に該当する可能性があるとしている。
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>が4日続落。29日付の毎日新聞朝刊は、コスモ石油が「スーパーマグナム」のブランドで販売するハイオクガソリンについて、エンジンの汚れを取り除く添加剤が入っていないのに10年以上、「使い続けるほどにきれいにしてくれる」と虚偽の性能を公式ホームページに記載していたことが判明したと報じた。
記事によれば、毎日新聞の取材に対し記載内容が不適切だったことを認め、4月に公式ホームページを修正したという。過去の表示にもさかのぼって適用されるため、景品表示法違反（優良誤認）に該当する可能性があるとしている。
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