〔Market Flash〕機械、造船・プラントではダイキンがトップピック~SMBC日興

2020/07/03(金) 12:40
【12:40】機械、造船・プラントではダイキンがトップピック~SMBC日興  SMBC日興証券では機械、造船・プラントセクターに関して、20.3期の4Q決算や取材を経て、業績予想を修正している。新型コロナによる影響は3月中旬に修正した時点の予想よりは大きく、全体的に業績予想は下方修正している。バリュエーションが過去最高水準に近づく銘柄があるほか、セクター全体としても、回復を織り込む22.3期予想ベースですらPERが21倍を超えており、足元の株価はすでに業績が相当程度回復することを織り込んでいると、SMBC日興では考えている。短期的には、セクター全体の株価パフォーマンスに対して慎重なスタンスを採る中、個別ではアフターコロナの新たな成長機会が期待できるとみるダイキン<6367.T>をトップピックとしている。 【10:40】6月の百貨店は首都圏の主力店が相対的に苦戦~CS  クレディ・スイス証券では百貨店に関して、三越伊勢丹<3099.T>、高島屋<8233.T>、J.フロント リテイリング<3086.T>の6月販売では、首都圏の主力店が相対的に苦戦したと指摘している。首都圏の主力店は消費免税売上高の構成比が高い傾向にあるほか、公共交通機関の利用を前提とした広域集客型の店舗となっており、消費者の公共交通機関の利用を控える動きが大きく影響したとCSでは判断している。商品別では、3社ともラグジュアリーの売り上げが相対的に堅調であったとのコメントがあったとのこと。ただしCSでは、これまで営業を休止していたことによる購買の期ずれが発生している可能性もあるとみており、特別定額給付金の恩恵が波及しているのかについては注視が必要と考えている。 【9:35】ヘルスケアは構造変化による「新常識」に備える~野村  野村証券ではヘルスケアセクターに関して、アフター/ウィズコロナで現在の「あたりまえ」を変える構造変化が起こっていると指摘。ヘルスケアの「新常識」として、オンライン診療を中心とするヘルステックに注目しており、「対面診療」「医師の経験値」に代わり、「オンライン」で医師らの「集合知」を活用する仕掛けをリードするエムスリー<2413.T>を推奨している。また、新型コロナで変化が促されている既存産業として、調剤薬局の生き残りモデル、病院の機能再編を含む地域包括ケアモデル、医薬品卸や介護の業態進化―などを取り上げており、関連として、アインHD<9627.T>、シップヘルスケアHD<3360.T>、学研HD<9470.T>に注目している。 【8:45】寄り前気配はニフコ、日油、ブラザー、リコーが高い気配値  主力株の寄り前気配では、ニフコ<7988>+22.20%、日油<4403>+18.69%、ブラザー<6448>+13.46%、リコー<7752>+13.33%、日梱包<9072>+10.99%、グローリー<6457>+10.34%、三和HD<5929>+9.50%、東海理化<6995>+9.48%などが高い気配値。  一方、TSIHD<3608>-8.03%、クボタ<6326>-7.91%、ゼオン<4205>-3.93%、アシックス<7936>-3.44%、富士電機<6504>-3.36%、島忠<8184>-3.12%、キヤノンMJ<8060>-3.02%、TBSHD<9401>-2.88%、住友重<6302>-2.76%、H2Oリテイ<8242>-2.64%などが安い気配値となっている。
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