前場コメント No.6 菱地所、ベル24、コックス、静岡銀、シーズメン、シノプス
★9:15 三菱地所-3日続落 米国不動産ファンドが米主要指数に採用=日経
三菱地所<8802.T>が3日続落。9日付の日本経済新聞朝刊は、同社が運用する機関投資家向け米国不動産ファンドが、米国の代表的な不動産ファンド指数に採用されたことが8日分かったと報じた。全米不動産投資受託者協会(NCREIF)が公表する「NFI-ODCE指数」に組み入れられた。同指数は米欧系大手が運用する約20銘柄で構成されている。
記事によれば、ファンドの規模や情報開示などが認められたためで、アジア系の運用会社では初めて。指数に組み入れられれば幅広い機関投資家の資金を呼び込みやすくなり、規模拡大に弾みがつくとしている。しかし、株価へのポジティブな反応は限定的だ。
三菱地所<8802.T>が3日続落。9日付の日本経済新聞朝刊は、同社が運用する機関投資家向け米国不動産ファンドが、米国の代表的な不動産ファンド指数に採用されたことが8日分かったと報じた。全米不動産投資受託者協会(NCREIF)が公表する「NFI-ODCE指数」に組み入れられた。同指数は米欧系大手が運用する約20銘柄で構成されている。
記事によれば、ファンドの規模や情報開示などが認められたためで、アジア系の運用会社では初めて。指数に組み入れられれば幅広い機関投資家の資金を呼び込みやすくなり、規模拡大に弾みがつくとしている。しかし、株価へのポジティブな反応は限定的だ。
★9:16 ベルシステム24-買い気配 1Q営業利益5%増 CRM事業が好調持続
ベルシステム24ホールディングス<6183.T>が買い気配。同社は8日、21.2期1Q(3-5月)の連結営業利益(IFRS)が30.5億円(前年同期比4.5%増)だったと発表した。
CRM事業において、新型コロナウイルスの感染拡大による影響があったものの、前期から業務開始した既存継続案件の売上が拡大したことなどが寄与した。
ベルシステム24ホールディングス<6183.T>が買い気配。同社は8日、21.2期1Q(3-5月)の連結営業利益(IFRS)が30.5億円(前年同期比4.5%増)だったと発表した。
CRM事業において、新型コロナウイルスの感染拡大による影響があったものの、前期から業務開始した既存継続案件の売上が拡大したことなどが寄与した。
★9:16 コックス-5日ぶり反発 1Q営業赤字6億円もEC販売の伸長を好感
コックス<9876.T>が5日ぶり反発。同社は8日、21.2期1Q(3-5月)の連結営業損益が6.4億円の赤字(前年同期は1.4億円の赤字)だったと発表した。外出自粛や商業施設の営業時間短縮、週末の首都圏を中心としたショッピングセンターの休業によって、客数が大幅に減少したことが響いた。
一方、新型コロナウイルス感染症の拡大によるマスク需要の高まりを受けて、「やわマスク」、「ひやマスク」販売を公式オンラインストアで行い、EC売上高前年比は89.4%増と伸長した。なお、通期予想は引き続き未定としている。
コックス<9876.T>が5日ぶり反発。同社は8日、21.2期1Q(3-5月)の連結営業損益が6.4億円の赤字(前年同期は1.4億円の赤字)だったと発表した。外出自粛や商業施設の営業時間短縮、週末の首都圏を中心としたショッピングセンターの休業によって、客数が大幅に減少したことが響いた。
一方、新型コロナウイルス感染症の拡大によるマスク需要の高まりを受けて、「やわマスク」、「ひやマスク」販売を公式オンラインストアで行い、EC売上高前年比は89.4%増と伸長した。なお、通期予想は引き続き未定としている。
★9:19 静岡銀行-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 総還元額-時価総額の相関が示す理論株価は直近株価に近い
静岡銀行<8355.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、総還元額-時価総額の相関が示す理論株価は直近株価に近いと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は810円から680円に引き下げた。
21/3期は新型コロナウイルスの影響による与信関係収支の悪化、2021年1月稼働予定の次世代システム関連での経費増加を見込んでいる。役務取引等利益も顧客接点の減少により前年比減少を予想し、企業の資金繰り支援融資拡大に伴う資金利益の増加でカバーするのは難しいとみている。22/3期以降は与信費用が段階的に減少するなどで、業績は回復すると予想、株主還元方針「中長期的に50%程度」に従い総還元額は20/3期実績程度に戻るとみている。23/3期はマネックスGと連携した若年層・資産形成層の取り込み、アルヒが取り扱う住宅ローンへの保証ビジネスなど、グループ内外の連携の効果に注目している。
静岡銀行<8355.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、総還元額-時価総額の相関が示す理論株価は直近株価に近いと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は810円から680円に引き下げた。
21/3期は新型コロナウイルスの影響による与信関係収支の悪化、2021年1月稼働予定の次世代システム関連での経費増加を見込んでいる。役務取引等利益も顧客接点の減少により前年比減少を予想し、企業の資金繰り支援融資拡大に伴う資金利益の増加でカバーするのは難しいとみている。22/3期以降は与信費用が段階的に減少するなどで、業績は回復すると予想、株主還元方針「中長期的に50%程度」に従い総還元額は20/3期実績程度に戻るとみている。23/3期はマネックスGと連携した若年層・資産形成層の取り込み、アルヒが取り扱う住宅ローンへの保証ビジネスなど、グループ内外の連携の効果に注目している。
★9:22 シーズメン-大幅続落 今期最終赤字拡大 特損計上などが響く
シーズメン<3083.T>が大幅続落。同社は8日、従来未定としていた21.2期通期の最終損益予想は2億1500万円の赤字(前期は1億6400万円の赤字)と発表した。休業要請期間中に休業店舗で発生した固定費を、特別損失として計上することなどが影響した。
シーズメン<3083.T>が大幅続落。同社は8日、従来未定としていた21.2期通期の最終損益予想は2億1500万円の赤字(前期は1億6400万円の赤字)と発表した。休業要請期間中に休業店舗で発生した固定費を、特別損失として計上することなどが影響した。
★9:35 シノプス-急騰 キリン堂全店舗に同社需要予測型自動発注システムを導入
シノプス<4428.T>が急騰。同社は9日8時30分、キリン堂ホールディングス<3194.T>が同社の開発した需要予測型自動発注システムをキリン堂全店舗に導入すると発表した。2020年11月までに全店舗の切り替えを終了する予定としている。
シノプス<4428.T>が急騰。同社は9日8時30分、キリン堂ホールディングス<3194.T>が同社の開発した需要予測型自動発注システムをキリン堂全店舗に導入すると発表した。2020年11月までに全店舗の切り替えを終了する予定としている。
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