良品計画-反発 通期営業赤字転落見込むも悪材料出尽くし
良品計画<7453.T>が反発。同社は10日に、従来未定としていた20.8期通期の連結営業損益予想を20.0億円の赤字にすると発表した。同社は決算期を2月末日から8月31日に変更したことから、前期比較はできない。
欧米、西南アジア、オセアニアでは経済活動が制限されている地域があるものの、日本、東アジアでは経済活動が再開されており、同社グループの店舗においても顧客および従業員の健康と安全に配慮しながら段階的に平常時の営業時間に戻していることから、現時点において入手可能な情報や予測などを踏まえ、連結業績予想を算定した。
20.8期1Q(3-5月)の連結営業損益は29.0億円の赤字(前年同期は103.5億円の黒字)だった。国内事業が、新型コロナウイルス感染拡大による営業自粛の影響により、赤字となった。また、東アジア事業の大幅減益や、欧米事業の赤字拡大も響いた。
併せて、未定としていた20.8期の期末配当予想を5円にすることも発表した。年間配当も同額となる。しかし、株価は悪材料出尽くしで買いが入っている。
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