文教堂GHD-売り気配 3Q累計営業黒字転換も材料出尽くし
文教堂グループホールディングス<9978.T>が売り気配。同社は13日に、20.8期3Q累計(9-5月)の連結営業損益は3.4億円の黒字(前年同期は3.5億円の赤字)だったと発表した。通期の会社計画0.9億円を3Qで上回っている。
前期から導入したエリアマネージャー制度によって組織力を強化し、顧客対応および店舗オペレーションを見直すことによって売上高の増加および店舗運営コストの削減に努めた。また、店舗収益力を高めるため、不採算となっていたアニメキャラクターグッズ販売事業を売却し、比較的好調な文房具および季節商材などの高収益商品を積極的に既存店舗に導入したことも奏功した。しかし株価は、決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
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