前場コメント No.2   ズーム、大阪油化、Casa、大戸屋、CEHD、アダストリア

2020/07/17(金) 11:38
★9:03  ズーム-売り気配 通期経常益を下方修正 1Qは赤字転落
 ズーム<6694.T>が売り気配。同社は16日に、20.12期通期の連結経常利益予想を従来の3.8億円から2.6億円(前期比17.7%減)に引き下げると発表した。

 持分法適用会社であるZOOM UKが5月5日にイングランド・ウエールズ高等法院へ「1986年倒産法」に基づくアドミニストレーションの申請を行ったことに伴い、同社が所有している投資および債権の評価額の見直しを行ったことなどにより、営業外費用として持分法による投資損失2億4000万円を計上したことなどが響く。

 併せて発表した、21.1期1Q(2-4月)の連結経常損益は0.5億円の赤字(前年同期は0.4億円の黒字)だった。

★9:03  大阪油化-買い気配 今期営業損益予想を上方修正 製造コスト減などが寄与
 大阪油化工業<4124.T>が買い気配。同社は16日、20.9期通期の連結営業損益予想を従来の7600万円の黒字から1億1000万円の黒字(前期比記載なし)に引き上げると発表した。新型コロナウイルス感染症の影響による顧客の在庫調整などから減収を見込むものの、製造コストをはじめとした諸経費の節減により、前回予想を上回る見通し。

 20.9期1Q(10-12月)から四半期連結財務諸表を作成しているため、前期実績との増減率比較はできない。

★9:03  Casa-3日続伸 事業用賃貸物件向け家賃債務保証サービスの共同開発開始
 Casa<7196.T>が3日続伸。同社は16日に、SOMPOホールディングス<8630.T>傘下の損害保険ジャパンと共同で、店舗やオフィスへの入居されるテナント向けの家賃債務保証サービスの共同開発を開始すると発表した。

 後緊急事態宣言に伴う休業要請が発令された業種のテナントが実際に休業した場合に、オーナーの賃料払い戻し(休業期間の家賃の50%、3カ月程度を想定)による損失をカバーする新しい家賃保証サービスの開発を進めている。
 休業要請に応じてテナントが休業し賃料の払い戻しを要請した場合、オーナーはテナントの賃料払い戻しに応じる一方、払い戻しの負担を抑えることができるとしている。

★9:03  大戸屋HD-5日ぶり反発 コロワイドのTOBに反対表明へ 敵対的買収に発展=日経
 大戸屋ホールディングス<2705.T>が5日ぶり反発。17日付の日本経済新聞朝刊は、同社がコロワイド<7616.T>によるTOB(株式公開買い付け)に対し、反対する方針を固めたと報じた。

 記事によれば、20日に開く臨時取締役会で決議するもよう。同社が対抗姿勢を鮮明にすることで、コロワイドのTOBは敵対的買収に発展することが確実になったとしている。

 なお、同社は17日8時58分、報道に対し同社が発表したものではないが、同様の方針である旨のコメントを発表している。

★9:04  CEHD-大幅反発 中国で治験支援事業を展開するProswellと業務提携
 CEホールディングス<4320.T>が大幅反発。同社は16日に、グループ会社のマイクロン(東京都中央区)が、中国国内で治験支援事業を展開しているProswellMedicalCompany(北京)との間で、戦略的業務提携契約を締結したと発表した。

 この提携により中国での営業活動を強化するとともに、日本国内のみならず中国における臨床試験の実施体制のさらなる強化を図るとしている。

★9:04  アダストリア-3日ぶり反落 今期最終赤字転落見込む 配当予想も減額
 アダストリア<2685.T>が3日ぶり反落。同社は16日、従来未定としていた21.2期通期の連結最終損益は22億円の赤字(前期は64億円の黒字)と発表した。6月3日より全店舗の営業を再開し、足元の業績は徐々に回復しつつあるものの、新型コロナウイルス感染症の再拡大懸念による消費への影響は今後も一定程度残ると想定している。

 同じく未定としていた21.2期通期の配当予想は、現段階の業績見通しと安定配当の観点から40円(前期は50円)とした。


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