前場コメント No.2   チェンジ、エムスリー、レンティア、さくら、エンチョー、日野自

2020/07/30(木) 11:34
★9:02  チェンジ-買い気配 20.9期3Q累計の決算速報値を発表 営業益は4.1倍
 チェンジ<3962.T>が買い気配。同社は29日に、20.9期3Q累計(10-6月)の決算速報値を発表し、連結営業利益は33.2億円(前の期比4.1倍)とした。

 ふるさと納税プラットフォーム「ふるさとチョイス」を運営する子会社のトラストバンクにおいて、取り扱い寄附額が順調に伸長したことおよび手数料率の向上により、前3Q累計期間の売上高を大幅に上回ることができたことが寄与した。なお、20.9期3Q決算については、8月12日に正式発表する予定としている。

★9:06  エムスリー-買い気配 1Q営業益26%増 新型コロナによる特需が寄与
 エムスリー<2413.T>が買い気配。同社は29日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益(IFRS)が113億円(前年同期比26.4%増)だったと発表した。メディカルプラットフォーム事業において、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、製薬会社の需要が急激に拡大したことが寄与した。なお、通期の業績予想は未定とした。

★9:07  コーユーレンティア-買い気配 今期営業益19%減見込むも取り上げ前と同水準
 コーユーレンティア<7081.T>が買い気配。同社は29日に、従来未定としていた20.12期通期の連結営業利益を12.0億円(前期比18.7%減)にすると発表した。

 同社は、2月13日に20.12期通期の連結営業利益予想を12.3億円と発表していたが、新型コロナの感染拡大による影響に関して不透明な状況が続いているとして5月13日にいったん取り下げ未定としていた。

 今回、新たに現時点で入手可能な情報や予測などに基づいて20.12期通期連結業績予想を算定した。イベント向け市場における減収の影響はあるものの、ICT関連機器のレンタルサービスの売り上げ増加による増益効果、需要に見合った商品仕入の管理、全社的な販管費の削減などを進めていくとしている。株価は、減益ながらも前回発表とほぼ同水準の予想となったことが好感され、買いが入っている。

★9:07  さくらインターネット-急落 1Q営業益16%減 エンジニア増員による人件費の増加響く
 さくらインターネット<3778.T>が急落。同社は29日に、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は2.7億円(前年同期比13.7%減)だったと発表した。上期の会社計画2.6億円を1Q時点で上回っている。

 売上高の増加や新型コロナウイルス感染症に端を発する働き方の変化による費用の減少などがあったが、エンジニアの増員による人件費や、販売用およびサービス用機材増加に伴う経費の増加などが響いた。

★9:08  エンチョー-買い気配 1Q営業益4.2倍 売上総利益率の向上や販管費の減少が寄与
 エンチョー<8208.T>が買い気配。同社は29日に、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は4.5億円(前年同期比4.2倍)だったと発表した。売上総利益率が向上したほか、チラシや集客イベントの自粛や営業時間短縮、休業などの影響により販管費が減少したことが寄与した。

★9:08  日野自動車-4日続落 今期営業利益96%減見込む 1Qは赤字転落
 日野自動車<7205.T>が4日続落。同社は29日、従来未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想は20億円(前期比96.4%減)、同売上高予想は1兆4100億円(同22.3%減)と発表した。現時点で入手可能な情報に基づき算定し、売上高・営業利益のみを公表した。

 21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は106億円の赤字(前年同期は136億円の黒字)だった。新型コロナウイルスの影響が徐々に現れ、国内外でのトラック需要が減少した。特に東南アジアでの売り上げが急減し、前年同期比で販売台数が半減したことも要因となった。


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