前場コメント No.3   ヘリオス、神戸物産、アサヒHD、ハウスドゥ、ゼンリン、キューブシス

2020/07/30(木) 11:34
★9:08  ヘリオス-もみ合い HLCM051の治験にCOVID-19肺炎由来のARDS患者の組み入れ開始
 ヘリオス<4593.T>がもみ合い。同社は29日に、急性呼吸窮迫症候群(ARDS: Acute Respiratory Distress Syndrome)を対象疾患とした体性幹細胞再生医薬品であるHLCM051の治験(治験名称:ONE-BRIDGE 試験)に、新型コロナウイルス(COVID-19)肺炎由来のARDS患者の組み入れが開始されたと発表した。

 2020年4月13日の発表の通り、同社はONE-BRIDGE試験内にあらたに評価対象群(コホート)を追加し、COVID-19由来の肺炎を原因疾患とするARDS患者約5名を症例として組み入れ、安全性の検討をすることを決定している。なお、COVID-19由来症例を対象とした約5症例の集積は、従来実施してきた30症例とは区別して行うとしている。

★9:09  神戸物産-4日ぶり反落 6月営業益は6%増 売上高は21%増
 神戸物産<3038.T>が4日ぶり反落。同社は29日、月次IRニュースで6月度の個別売上高が前年同月比20.6%増の276.1億円だったと発表した。また、個別営業利益は同17.0%増の14.8億円となった。
 商品出荷実績として直轄エリアの既存店売上高は15.8%増、全店は21.1%増となった。「業務スーパー」の総店舗数は864店舗と前月から1店舗減少(出店4、退店5)した。

★9:10  アサヒHD-買い気配 今期営業益を17%増に上方修正 1Qは57%増
 アサヒホールディングス<5857.T>が買い気配。同社は29日、21.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の160億円から210億円(前期比16.6%増)に引き上げると発表した。国内などの貴金属リサイクル分野における貴金属回収量の確保や貴金属価格の上昇、また北米の貴金属精錬分野における製品加工・販売や金融取引の増加などから、前回予想を上回る見通し。

 21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は52.6億円(前年同期比56.5%増)だった。

★9:10  ハウスドゥ-5日続落 前期営業益を下方修正 集客イベントの中止や問い合せの減少響く
 ハウスドゥ<3457.T>が5日続落。同社は29日に、20.6期通期の連結営業利益予想を従来の35.2億円から19.0億円(前期比39.8%減)に引き下げると発表した。

 新型コロナウイルス感染症拡大の影響による集客イベントの中止や問い合せの減少、顧客先への訪問が困難となったことなどによる契約件数の減少や、各種建材および設備メーカーなどの納期遅延や各行政機関の手続き遅延による引き渡しの延期などが響いた。

★9:11  ゼンリン-大幅に5日続落 今期営業益55%減見込む 1Qは営業赤字拡大
 ゼンリン<9474.T>が大幅に5日続落。同社は29日に、従来未定としていた21.3期通期の連結営業利益を15.0億円(前期比54.6%減)にすると発表した。

 上期において、自動車販売台数の減少に伴う国内外のカーナビゲーション用データ販売の減少や、受託開発案件などの受注機会の減少などの影響が大きく、下期以降については、経済活動が回復し、それらの影響が縮小していくものと想定している。

 また、21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は11.3億円の赤字(前年同期は6.3億円の赤字)だった。地図データベース関連事業が、オートモーティブ関連で国内外のカーナビゲーション用データの販売などが減少したことなどにより、赤字拡大となった。また、一般印刷関連事業の赤字が拡大したことも響いた。

★9:11  キューブシステム-急騰 1Q営業益2.4倍 不採算案件解消やコスト抑制が寄与
 キューブシステム<2335.T>が急騰。同社は29日に、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は2.4億円(前年同期比2.4倍)だったと発表した。不採算案件の解消および出張旅費などのコストを抑制が寄与した。


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