東陽テクニカ-後場急落 今期営業益予想を下方修正 コロナ禍で商品評価損が発生
東陽テクニカ<8151.T>が後場急落。同社は30日、20.9期通期の連結営業利益予想を従来の19億円から13億円(前期比30.2%減)に下方修正すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大による商品評価損の発生や政策保有株式の売却を検討した結果、従来予想を下回る見通し。
21.3期3Q(10-6月)の連結営業利益は10.8億円(前年同期比17%減)だった。「情報通信情報セキュリティ」部門は5G試験装置の販売が堅調に推移し、大幅増益となった一方で、「機械制御/振動騒音」および「物性/エネルギー」部門における納期遅延や大型物件の進ちょく遅れなどが重しとなった。
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