前場コメント No.8   安江工務、テンポイノベ、テクノフレックス、スズキ、医学生物、三協フロン

2020/08/04(火) 11:31
★10:09  安江工務店-ストップ高買い気配 同社建材でヒトコロナウイルスの不活効果を確認
 安江工務店<1439.T>がストップ高買い気配。同社は3日、同社オリジナル建材「無添加厚塗りしっくい」について、新型コロナウイルスと極めて近い遺伝子情報を持つ「ヒトコロナウイルス」を用いて不活効果試験を実施した結果、ウイルス不活効果が確認されたと発表した。

 今後、空気中のウイルスに対する抗ウイルス作用などについても、引き続き検証していくとしている。

★10:11  テンポイノベーション-急騰 1Q経常利益44%減 オフィス増床に伴う費用増などが影響
 テンポイノベーション<3484.T>が急騰。同社は3日、21.3期1Q(4-6月)の経常利益は1.1億円(前年同期比44%減)だったと発表した。主力の店舗転貸借事業において、社員への特別手当や前期に実施したオフィス増床に伴う費用増加などが影響した。なお、株価は同日発表した株主優待制度の変更を好感し、買いが殺到している。

★10:11  テンポイノベーション-急騰 株主優待制度を変更
 テンポイノベーション<3484.T>が急騰。同社は3日、長期保有株主の増加などを目的に、株主優待制度の変更を発表した。

 今回の変更により、300株以上保有し、かつ1年以上継続保有した株主を対象にジェフグルメカード5000円分が贈呈される。従来は100株以上保有の株主を対象に、一律で3000円分のジェフグルメカードを贈呈していた。

★10:14  テクノフレックス-急落 上期営業益12.3億円も2Qの伸び鈍化を嫌気
 テクノフレックス<3449.T>が急落。同社は4日に、20.12期上期(1-6月)の連結営業利益は12.3億円だったと発表した。19.12期3Qより四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同期比較はできない。

 5G関連の設備投資の増加に伴う真空配管需要の伸びによる真空機器の売り上げ増加が継手事業全体の業績を押し上げたことなどが寄与した。なお、1Q時点で7.7億円だったので、2Qの利益はやや伸び悩んだ。

★10:26  スズキ-野村が目標株価引き上げ インドなど海外事業の先行きは不透明
 スズキ<7269.T>が続伸。野村証券では、インドなど海外事業の先行きは不透明と指摘。投資評価は「Neutral」を継続、目標株価は3450円から3550円に引き上げた。

 野村想定以上に1Qの減収幅は大きかったものの、コスト削減が急ピッチに進み最終黒字を確保したと指摘。ロックダウン影響が大きかったインドを始め、主要市場での販売、生産の減少により、売上高が同53%減の4253億円に留まり、減収影響が1312億円の減益要因になったという。コスト削減が想定以上に進んでいる一方、インドをはじめとする海外での販売回復は不透明で、国内でも足もとの受注ペースが減速していることを考慮し、野村予想をほぼ据え置いた。

★10:28  医学生物学研究所-大幅高 ゾルゲンスマのコンパニオン診断薬が保険収載
 医学生物学研究所<4557.T>が大幅高。同社は3日、5月7日に発売した、「MEBCDX AAV9テスト」が、2020年8月1日付で保険適用されたと発表した。

 同キットは、ノバルティスファーマ(スイス)が製造販売承認を取得した脊髄性筋萎縮症の遺伝子治療用製品「ゾルゲンスマ 点滴静注」の適応判定に有用なコンパニオン診断薬だとしている。

★10:30  三協フロンテア-急騰 1Q営業利益15%増 ユニットハウス事業堅調
 三協フロンテア<9639.T>が急騰。同社は3日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は16.2億円(前年同期比15.4%増)だったと発表した。
 
 新型コロナウイルス感染症の影響から、一部工事の休止・延期などの動きがみられたが、首都圏を中心に継続して再開発工事が行われていることから、ユニットハウスは比較的堅調に推移した。そのなかで、快適性や機能性の向上、生産供給能力の改善に取り組んだことなどが奏功した。


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