シンフォニア-後場上げ幅拡大 今期営業益19%減予想も1Q営業黒字転換
シンフォニアテクノロジー<6507.T>が後場上げ幅拡大。同社は4日13時40分、従来未定としていた21.2期通期の連結営業利益予想は25億円(前期比18.5%減)、通期配当予想は20円(前期は30円)と発表した。
新型コロナウイルス感染拡大による影響から、モーションコントロール機器部門の産業機械向け機器などが停滞する想定。パワーエレクトロニクス機器事業においても、顧客投資が縮小傾向にあり、振動機器部門が影響を受ける見込みとしている。
21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は2.3億円の黒字(前年同期は5.1億円の赤字)だった。モーション機器事業において、航空宇宙部門での新規案件の費用増加が収束しつつあり、収益が改善したことなどが寄与した。
なお、株価は今期減益見通しではあるものの、1Qの営業黒字転換を好感した買いが優勢となっている。
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