前場コメント No.5   京阪HD、アズビル、ダイヘン、日清オイリオ、TDK、ヤーマン

2020/08/07(金) 11:45
★9:14  京阪HD-3日続落 1Q最終赤字34億円 旅客数減少や店舗休業響く
 京阪ホールディングス<9045.T>が3日続落。同社は6日、21.3期1Q(4-6月)の連結純損益は34億円の赤字(前年同期は87億円の黒字)だったと発表した。新型コロナウイルス感染症の影響から鉄道やバスでの旅客数が急減したほか、レジャー・サービス事業においてもホテルなどの店舗休業などが影響した。

★9:15  アズビル-3日続落 今期営業益12%減見込む 1Qは7%増
 アズビル<6845.T>が3日続落。同社は6日、従来未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想は240億円(前期比11.9%減)と発表した。
 
 世界各国での新型コロナウイルス感染拡大により、設備投資の減少や一時的な工事・サービスの遅延、営業活動への影響が見られることから前期実績を下回る見通し。
 
 21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は25億円(前年同期比7.3%増)だった。一時的な工事・サービスの遅延や、前期の大型案件の反動などから各セグメントの売り上げが落ち込んだものの、経費抑制や事業収益力の強化策などが奏功し、増益となった。

★9:16  ダイヘン-底堅い 今期営業益5%増見込む 1Qは2倍で着地
 ダイヘン<6622.T>が底堅い。同社は6日、従来未定としていた21.3期通期の連結営業利益予想は95.0億円(前期比4.8%増)、通期配当予想は85円(前期は85円)と発表した。
 
 世界経済の停滞に伴う設備投資需要の減少により、溶接メカトロ事業を中心に減収を見込むものの、コスト削減に取り組むことで前期並みの水準を確保するとしている。
 
 21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は11.5億円(前年同期比2倍)だった。電力機器事業において配電線強化に伴う投資が堅調だった。また、半導体関連機器事業において5Gやデータセンター関連投資が堅調に推移したことも寄与した。

★9:17  日清オイリオ-3日続落 1Q営業益19%増も材料出尽くし
 日清オイリオグループ<2602.T>が3日続落。同社は6日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は47億円(前年同期比18.6%増)だったと発表した。

 新型コロナウイルス感染症の影響により業務用油脂類の販売が落ち込んだものの、内食需要を受けてドレッシングなどの家庭向け商品が伸長した。パーム油相場の上昇により、販売単価が押し上げられたことや、ファインケミカル事業においてアルコール製剤の販売が拡大したことも寄与した。

 なお、株価は目先の材料出尽くし感から利益確定の売りが優勢となっている。

★9:17  TDK-三菱UFJMSが目標株価引き上げ LiB事業好調の勢い止まらず
 TDK<6762.T>が続落。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、LiB事業好調の勢い止まらずと指摘。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は12000円から13000円に引き上げた。
 
 営業利益予想を上方修正。1Qにおける車載・HDDの需要は期初想定を下回ったが、LiB の好調で補い上振れ基調と指摘。営業利益は21/3期を旧予想比100億円増額の910億円へ、22/3期を 20億円増額の1390億円、23/3期を20億円増額の1750億円に変更。「受動部品」、「センサ応用」「磁気応用」の前提を引き下げる一方、「エナジー応用」の前提を引き上げた。

★9:18  ヤーマン-5日続伸 資生堂と美容機器事業に関する合弁会社を設立
 ヤーマン<6630.T>が5日続伸。同社は6日、資生堂<4911.T>との美容機器事業に関する合弁会社設立を発表した。
 
 今回、新たに設立する合弁会社「エフェクティム」は、美容機器または化粧品単体では実現し得ない新たなビューティーソリューションの提供を目的に、ブランドの創造と商品の企画販売を行う。まずは中国市場をターゲットに、アンチエイジングや美容機器に関心を持つ顧客へのビジネスを展開を図るとしている。


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