前場コメント No.7   任天堂、テノ.、福山運、gbHD、日本サード、ラック

2020/08/07(金) 11:45
★9:24  任天堂-大幅に5日続伸 1Q営業益5.3倍 あつまれ どうぶつの森など好調
 任天堂<7974.T>が大幅に5日続伸。同社は6日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は1447億円(前年同期比5.3倍)だったと発表した。

 前期に発売した「あつまれ どうぶつの森」の売り上げが引き続き好調となった。1Q(4-6月)に発売した「世界のアソビ大全51」「Xenoblade Definitive Edition」なども好調となり、ゲームソフト、ゲーム機本体とも売り上げを大きく伸ばした。

★9:25  テノHD-買い気配 通期営業益を上方修正 上期は44%増
 テノ.ホールディングス<7037.T>が買い気配。同社は6日に、20.12期通期の連結営業利益予想を従来の4.7億円から6.0億円(前期比23.7%増)に引き上げると発表した。

 公的保育事業の補助金収入による増益貢献、公的保育事業において政府の緊急事態宣言に伴う登園自粛要請による変動費が減少したこと、当初業績予想において保守的に見積もっていた新規開設関連費用が想定よりも抑制されたことが寄与する。

 併せて発表した、20.12期上期(1-6月)の連結営業利益は3.5億円(前年同期比43.6%増)だった。

★9:27  福山通運-急騰 通期営業益を上方修正 1Qは5%減
 福山通運<9075.T>が急騰。同社は6日に、21.3期通期の連結営業利益予想を従来の127.0億円から170.0億円(前期比17.2%減)に引き上げると発表した。上期において、貨物輸送量が減少するなかでの配送ルートの見直しなどの業務改革により、費用を抑制できる見込みとなったことが寄与する。

 併せて発表した、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は49.4億円(前年同期比5.3%減)だった。国際事業が、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けたクロスボーダートラック輸送の取り扱いが大幅に減少したことにより、減益となったことが響いた。

★9:29  gbHD-売り気配 通期営業赤字拡大見込む 黒字予想が一転大幅赤字予想に
 global bridge HOLDINGS<6557.T>が売り気配。同社は6日に、20.12期通期の連結営業損益予想を従来の0.2億円の黒字から13.6億円の赤字(前年同期は8.9億円の赤字)に引き下げると発表した。

 新型コロナウイルス感染症拡大防止に伴う政府の緊急事態宣言下において、過去最多の16施設を開設。通常の環境とは異なる新規開設において、従業員の安全確保と保育の質を確保するため施設従業員の補充を行った。また、職場環境で勤務する施設従業員の離職を防止する目的で、賞与および感謝金の支給を実施したこともあり、人件費が予想を大幅に超過する見込みとなったことが響く。

★9:30  日本サードパーティ-急落 1Q営業赤字転落 教育ソリューション事業の減益響く
 日本サード・パーティ<2488.T>が急落。同社は6日に、21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は7800万円の赤字(前年同期は8500万円の黒字)だったと発表した。上期の会社計画2800万円の黒字は据え置いた。

 教育ソリューション事業が、緊急事態宣言後にオンライン型の事業へ切り替えることで対応したものの、教室などの運営費削減までには至らず、大幅な減益となった。また、ICTソリューション事業やライフサイエンスサービス事業が減益となったことも響いた。

★9:31  ラック-急落 1Q営業赤字転落 体制強化などの投資響く
 ラック<3857.T>が急落。同社は6日に、21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は3.2億円の赤字(前年同期は1.5億円の赤字)だったと発表した。セキュリティソリューションサービス事業における体制強化などの投資のほか、在宅勤務などの負担に対する全社員への特別支援一時金の支給の実施などが響いた。


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