前場コメント No.4 かんぽ、ウィルＧ、エーザイ、豊商事、近鉄ＧＨＤ、チャームケア
★9:11 かんぽ生命－急騰 1Q純利益38％増 事業費減少が寄与
かんぽ生命保険<7181.T>が急騰。同社は7日、21.3期1Q（4-6月）の連結純利益が467億円（前年同期比38.3％増）だったと発表した。市場コンセンサスは305億円。積極的な営業活動の自粛による新契約の減少に伴い、事業費が減少したことが寄与した。
個人保険の新契約年換算保険料は、前年同期比93.5％減の60億円、第三分野の新契約年換算保険料は、前年同期比98.3％減の2億円だった。
かんぽ生命保険<7181.T>が急騰。同社は7日、21.3期1Q（4-6月）の連結純利益が467億円（前年同期比38.3％増）だったと発表した。市場コンセンサスは305億円。積極的な営業活動の自粛による新契約の減少に伴い、事業費が減少したことが寄与した。
個人保険の新契約年換算保険料は、前年同期比93.5％減の60億円、第三分野の新契約年換算保険料は、前年同期比98.3％減の2億円だった。
★9:12 ウィルＧ－買い気配 今期営業益予想を上方修正 1Qは7％減
ウィルグループ<6089.T>が買い気配。同社は7日、21.3期通期の連結営業利益予想（IFRS）を従来の20.0億円から25.0億円（前期比39.7％減）、期末配当予想を14円から17円（前期は23円）に上方修正すると発表した。
通信や食品分野でのアウトソーシングが堅調なほか、介護・保育領域もなども順調に推移しており、コスト負担も軽微となったことから従来予想を上回る見通し。
21.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は9.9億円（前年同期比7.0％減）だった。ファクトリーアウトソーシング領域の需要が低下したことや、休業補償による売上総利益の減少などが影響した。
ウィルグループ<6089.T>が買い気配。同社は7日、21.3期通期の連結営業利益予想（IFRS）を従来の20.0億円から25.0億円（前期比39.7％減）、期末配当予想を14円から17円（前期は23円）に上方修正すると発表した。
通信や食品分野でのアウトソーシングが堅調なほか、介護・保育領域もなども順調に推移しており、コスト負担も軽微となったことから従来予想を上回る見通し。
21.3期1Q（4-6月）の連結営業利益は9.9億円（前年同期比7.0％減）だった。ファクトリーアウトソーシング領域の需要が低下したことや、休業補償による売上総利益の減少などが影響した。
★9:12 エーザイ－急騰 アデュカヌマブのアルツハイマー病治療薬としてのBLA申請が米ＦＤＡに受理
エーザイ<4523.T>が急騰。同社は7日、アルツハイマー病(AD)治療薬候補であるアデュカヌマブについて、バイオジェンによるBiologics License Application（BLA：生物製剤ライセンス申請）が米国食品医薬品局（ＦＤＡ）に受理されたと発表した。
同申請は、優先審査の指定を受けており、審査終了日は2021年3月7日に定められたが、ＦＤＡは可能であれば、早期に審査を完了する予定であると述べているもよう。また、承認された場合、アデュカヌマブはADの臨床症状の悪化を抑制する初めての治療法となり、かつ脳内アミロイドベータの除去が臨床結果の改善をもたらすことを初めて実証した薬剤となるとしている。
エーザイ<4523.T>が急騰。同社は7日、アルツハイマー病(AD)治療薬候補であるアデュカヌマブについて、バイオジェンによるBiologics License Application（BLA：生物製剤ライセンス申請）が米国食品医薬品局（ＦＤＡ）に受理されたと発表した。
同申請は、優先審査の指定を受けており、審査終了日は2021年3月7日に定められたが、ＦＤＡは可能であれば、早期に審査を完了する予定であると述べているもよう。また、承認された場合、アデュカヌマブはADの臨床症状の悪化を抑制する初めての治療法となり、かつ脳内アミロイドベータの除去が臨床結果の改善をもたらすことを初めて実証した薬剤となるとしている。
★9:13 豊商事－売り気配 21.3期1Qの業績速報値を発表 最終赤字転落
豊商事<8747.T>が売り気配。同社は7日に、21.3期1Q（4-6月）の業績速報値を発表し、営業収益が10.5億円（前年同期比35.0％減）、営業損益1.6億円の赤字（前年同期は2.6億円の黒字）、純損益は1.4億円の赤字（前年同期は1.4億円の黒字）。商品先物取引の総売買高などの減少が響いた。
豊商事<8747.T>が売り気配。同社は7日に、21.3期1Q（4-6月）の業績速報値を発表し、営業収益が10.5億円（前年同期比35.0％減）、営業損益1.6億円の赤字（前年同期は2.6億円の黒字）、純損益は1.4億円の赤字（前年同期は1.4億円の黒字）。商品先物取引の総売買高などの減少が響いた。
★9:14 近鉄ＧＨＤ－続伸 1Q営業赤字380億円も悪材料出尽くし
近鉄グループホールディングス<9041.T>が続伸。同社は7日、21.3期1Q（4-6月）の連結営業損益は380億円の赤字（前年同期は184億円の黒字）だったと発表した。
緊急事態宣言に伴って鉄道の利用客が減少したほか、店舗休業により不動産事業、ホテル・レジャー事業も落ち込んだ。
通期業績予想については、現時点で合理的に把握することが困難なため引き続き未定とした。なお、株価は目先の悪材料出尽くし感から買い向かっている。
近鉄グループホールディングス<9041.T>が続伸。同社は7日、21.3期1Q（4-6月）の連結営業損益は380億円の赤字（前年同期は184億円の黒字）だったと発表した。
緊急事態宣言に伴って鉄道の利用客が減少したほか、店舗休業により不動産事業、ホテル・レジャー事業も落ち込んだ。
通期業績予想については、現時点で合理的に把握することが困難なため引き続き未定とした。なお、株価は目先の悪材料出尽くし感から買い向かっている。
★9:15 チャームケア－買い気配 今期営業益22.0億円見込む 前期は34％増で着地
チャーム・ケア・コーポレーション<6062.T>が買い気配。同社は7日に、21.6期通期の連結営業利益予想は22.0億円と発表した。同社は21.6期より連結決算に移行するため前期比較はできない。
介護事業においては、5ホーム、287室の開設を予定しており、運営ホーム数の合計は64ホーム、居室数は4289室となる見込み。再び新型コロナウイルス感染症の国内における感染拡大が生じた場合、新規の入居がやや低調に推移する可能性はるが、既存ホームにおいて高い入居率を維持することができるものと考えており、大きな影響は生じないものと想定するとしている。
併せて発表した、20.6期通期の個別営業利益は19.0億円（前の期比33.7％増）だった。新規に8ホームを開設した結果、運営ホーム数の合計は59ホーム、居室数は4002室となった。ホームの入居状況については、開設2年目を経過した既存ホームにおいて96.9％（前期97.0％）と高い入居率を維持している。
チャーム・ケア・コーポレーション<6062.T>が買い気配。同社は7日に、21.6期通期の連結営業利益予想は22.0億円と発表した。同社は21.6期より連結決算に移行するため前期比較はできない。
介護事業においては、5ホーム、287室の開設を予定しており、運営ホーム数の合計は64ホーム、居室数は4289室となる見込み。再び新型コロナウイルス感染症の国内における感染拡大が生じた場合、新規の入居がやや低調に推移する可能性はるが、既存ホームにおいて高い入居率を維持することができるものと考えており、大きな影響は生じないものと想定するとしている。
併せて発表した、20.6期通期の個別営業利益は19.0億円（前の期比33.7％増）だった。新規に8ホームを開設した結果、運営ホーム数の合計は59ホーム、居室数は4002室となった。ホームの入居状況については、開設2年目を経過した既存ホームにおいて96.9％（前期97.0％）と高い入居率を維持している。
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