後場コメント No.3  学研HD、東京綱、大東建、ウィルG、ベリテ、マナック

2020/08/11(火) 15:04
★13:06  学研HD-大幅高 3Q累計営業益36%増 家庭学習向けに参考書販売が増加
 学研ホールディングス<9470.T>が大幅高。同社は20.9期3Q累計(10-6月)の連結営業利益が50.4億円(前年同期比35.5%増)だったと発表した。教育コンテンツ事業において、家庭学習の需要から児童書・学習参考書の販売が増加したことが寄与した。

★13:14  東京製綱-後場上げ幅拡大 1Q営業赤字拡大も悪材料出尽くし
 東京製綱<5981.T>が後場上げ幅拡大。同社は11日13時、21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は5.6億円の赤字(前年同期は1.9億円の赤字)だったと発表した。
 
 新型コロナウイルス感染症の影響によりタイヤコードが大きく落ち込んだほか、原油価格低下に伴い石油の販売額が減少したことなどが影響した。なお、株価は悪材料出尽くし感から買い向かっている。

★13:14  大東建託-三菱UFJMSが目標株価引き下げ 対面営業のフル回復による受注減トレンドの反転が鍵
 大東建託<1878.T>が反発。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、対面営業のフル回復による受注減トレンドの反転が鍵と指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は12000円から8800円に引き下げた。
 
 営業利益予想を下方修正。主な変更点は以下の通り。(1)受注減と工事進捗遅れ、工事採算が相対的に高い短工期の2x4案件の減少等に伴う売上総利益率悪化を見込み、建設事業を下方修正。21/3期の受注は下期から回復する前提だが会社計画比9%未達を予想。(2)リーマン・ショック時と異なり、工場が集中するエリアで賃貸アパートの入居率が急低下するリスクが低く、かつ足下の状況から入居率は97%程度と今後も概ね堅調に推移すると考え、不動産事業を上方修正した。

★13:15  ウィルG-後場ストップ高買い気配 今期営業益と配当予想の引き上げを好感
 ウィルグループ<6089.T>が後場ストップ高買い気配。同社が7日、同社は7日、21.3期通期の連結営業利益予想(IFRS)を従来の20.0億円から25.0億円(前期比39.7%減)、期末配当予想を14円から17円(前期は23円)に上方修正すると発表したことが好感されている。

 前場は買い気配でスタートし、ストップ高水準まで切り上げてた後は寄り付かずに取引終了。後場に入り引き続きストップ高水準を維持したまま、12時50分時点で55万株以上の買い越しとなっている。同社の前日までの売買高5日平均は12万株。

★13:21  ベリテ-底堅い 7月度既存店売上高は3%増 6月度から改善
 ベリテ<9904.T>が底堅い。同社は11日13時、7月度の既存店売上高は前年同月比3.4%増、客数は9.9%減、客単価は14.8%上昇だったと発表した。

 6月度の既存店売上高12.9%減、客数19.9%減、客単価8.7%上昇から3指標とも改善した。7月末時点では、全89店舗のうち13店舗が時間短縮営業としている。なお、株価は同発表を好感し、一時前日比5%超上昇する場面も見られた。

★13:31  マナック-大幅高 1Q営業益2.5倍 抗菌剤需要増が寄与
 マナック<4364.T>が大幅高。同社は7日、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益が2.1億円(前年同期比2.5倍)だったと発表した。

 国内における新型コロナウイルス感染症拡大の影響から感染予防効果を発揮する固定化抗菌剤「Etak」の需要が大幅に増加したことが寄与した。


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