前場コメント No.1   Speee、ベネフィットJ、住友不、ソフトバンクG、東芝、楽天

2020/08/12(水) 11:30
★9:00  Speee-買い気配 3Q累計営業益6.8億円 MarTech事業やX-Tech事業が好調
 Speee<4499.T>が買い気配。同社は11日に、20.9期3Q累計(10-6月)の連結営業利益は6.8億円だったと発表した。19.9期3Qについては四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同期比較はできない。なお、通期の会社計画5.9億円を3Q時点で上回っている。

 MarTech事業では、「コンサルティングサービス」の案件獲得が堅調に推移した。また、X-Tech事業において、営業活動が堅調であることも寄与した。

★9:01  ベネフィットジャパン-買い気配 1Q営業益5%増 ストック収入の増加が寄与
 ベネフィットジャパン<3934.T>が買い気配。同社は11日に、21.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は3.2億円(前年同期比4.8%増)だったと発表した。

 MVNO事業において、前年下期より拡大しつつあった「Only Customize Plan」を導入したWEB販路の代理店の販売数が、テレワーク需要や巣ごもり需要が増加したことなどにより大幅に増加した。また、前3QにモバイルWi-Fiの端末販売価格を抑え、ストック収入とのバランスを見直したことや、会員数が31.6%増加したことにより、ストック収入が大きく増加した。これらの結果、MVNO事業が増益となったことが寄与した。

★9:01  住友不動産-買い気配 1Q最終益17%増 オフィスビル事業堅調
 住友不動産<8830.T>が買い気配。同社は11日、21.3期1Q(4-6月)の連結純利益は655億円(前年同期比17.3%増)だったと発表した。

 主力のオフィスビル事業において過去最低水準の空室率を維持したほか、好採算の分譲マンション引き渡しにより利益率が改善した。受取配当金の増加や支払利息の減少も増益に寄与し、1Qにおいて過去最高益を更新した。

★9:03  ソフトバンクG-6日続落 1Q最終益12%増 スプリントに係る支配喪失利益が寄与
 ソフトバンクグループ<9984.T>が6日続落。同社は11日、21.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)が1兆2557億円(前年同期比11.9%増)だったと発表した。

 Tモバイル株式売却関連利益4219億円に加え、スプリントに係る支配喪失利益7364億円を計上したことが寄与した。ソフトバンク・ビジョン・ファンドなどSBIAの運営するファンドからの投資損益は直前四半期から1.4兆円改善し2966億円の利益となった。なお、株価は業績回復を織り込んで上昇後、足もとでは調整しており、きょうも売りが優勢となっている。

★9:03  東芝-3日ぶり反落 1Q営業赤字100億円強 電子デバイス低迷=日経
 東芝<6502.T>が3日ぶり反落。12日付の日本経済新聞朝刊は、同社の21.3期1Q(4-6月)の連結営業損益(米国会計基準)は100億円強の赤字(前年同期は78億円の黒字)に転落したようだと報じた。

 記事によれば、同期間として赤字計上は15年以来5年ぶり。新型コロナウイルスまん延でハードディスクなど電子デバイスの販売が低迷したとしている。21.3期通期の営業利益見通しについては、期初予想(16%減の1100億円)を維持するとみられるという。

 なお、同社は12日8時45分、この記事については同社が発表したものではないが、営業損益についてはおおむね報道に近い数値を予定していると発表した。1Q(4-6月)の決算発表については、きょうの午後を予定している。

★9:03  楽天-3日ぶり大幅反落 上期営業赤字207億円 モバイル先行投資が重荷
 楽天<4755.T>が3日ぶり大幅反落。同社は11日、20.12期上期(1-6月)の連結営業損益(IFRS)が207億円の赤字(前年同期は1119億円の黒字)だったと発表した。市場コンセンサスは60億円の赤字。

 EC関連において巣ごもり需要による押し上げ効果があったものの、モバイル事業の先行投資から824億円のセグメント損失(前年同期は189億円のセグメント損失)を計上したことが響いた。


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