前場コメント No.7 ヒノキヤＧ、クルーズ、飯田ＧＨＤ、コナミＨＤ、ピジョン、ＰＣデポ
★10:03 ヒノキヤＧ－急騰 上期営業益33％増 広告宣伝費などの経費削減が寄与
ヒノキヤグループ<1413.T>が急騰。同社は11日、20.12期上期（1-6月）の連結営業利益は12.1億円（前年同期比32.8％増）だったと発表した。上期会社計画10.0億円を上回る着地となった。期初から取り組んでいた広告宣伝費などの削減に加え、緊急事態宣言による事業活動の制限に伴って人件費が減少したことも寄与した。
ヒノキヤグループ<1413.T>が急騰。同社は11日、20.12期上期（1-6月）の連結営業利益は12.1億円（前年同期比32.8％増）だったと発表した。上期会社計画10.0億円を上回る着地となった。期初から取り組んでいた広告宣伝費などの削減に加え、緊急事態宣言による事業活動の制限に伴って人件費が減少したことも寄与した。
★10:05 クルーズ－急落 1Q営業黒字転換も材料出尽くし
クルーズ<2138.T>が急落。同社は11日に、21.3期1Q（4-6月）の連結営業損益は6.3億円の黒字（前年同期は3.5億円の赤字）だったと発表した。
SHOPLIST事業が、ユーザビリティ向上、配送日数改善などの物流インフラの強化を通じたリピート率向上に注力したことなどにより、黒字となった。また、インターネットコンテンツ事業や広告代理事業が増益となったことも寄与した。しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
クルーズ<2138.T>が急落。同社は11日に、21.3期1Q（4-6月）の連結営業損益は6.3億円の黒字（前年同期は3.5億円の赤字）だったと発表した。
SHOPLIST事業が、ユーザビリティ向上、配送日数改善などの物流インフラの強化を通じたリピート率向上に注力したことなどにより、黒字となった。また、インターネットコンテンツ事業や広告代理事業が増益となったことも寄与した。しかし、株価は決算期待で上昇していたこともあり、材料出尽くしで売りが優勢となっている。
★10:09 飯田ＧＨＤ－大和が投資判断引き上げ ニューノーマルが追い風、増益転換が見えてきた
飯田グループホールディングス<3291.T>が大幅続伸。大和証券では、ニューノーマルが追い風、増益転換が見えてきたと指摘。投資判断は「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」に引き上げ、目標株価は1380円から2200円に引き上げた。
21/3期1Qは価格引き下げによる需要喚起・在庫調整策により販売棟数増が牽引し増収となったが、粗利益率の低下により営業減益となった点について、在庫水準適正化と足元の需要回復で増益転換が見えてきたと判断。21/3期2Qからは増益転換を想定している。長期的な住宅需要の見通しは楽観できないとしながらも、当面はニューノーマルが追い風となるとみている。営業利益で21/3期が880億円（前期比+5.4％、従来650億円、会社計画未定）、22/3期が890億円（同+1.1％、同650億円）と見込んでいる。
飯田グループホールディングス<3291.T>が大幅続伸。大和証券では、ニューノーマルが追い風、増益転換が見えてきたと指摘。投資判断は「3（中立）」→「2（アウトパフォーム）」に引き上げ、目標株価は1380円から2200円に引き上げた。
21/3期1Qは価格引き下げによる需要喚起・在庫調整策により販売棟数増が牽引し増収となったが、粗利益率の低下により営業減益となった点について、在庫水準適正化と足元の需要回復で増益転換が見えてきたと判断。21/3期2Qからは増益転換を想定している。長期的な住宅需要の見通しは楽観できないとしながらも、当面はニューノーマルが追い風となるとみている。営業利益で21/3期が880億円（前期比+5.4％、従来650億円、会社計画未定）、22/3期が890億円（同+1.1％、同650億円）と見込んでいる。
★10:12 コナミＨＤ－東海東京がレーティング引き上げ 定番タイトルが収益をけん引
コナミホールディングス<9766.T>が大幅高。東海東京調査センターでは、定番タイトルが収益をけん引するとして、レーティングを「Neutral」から「Outperform」へ、目標株価を3900円から5500円へそれぞれ引き上げた。
主力のデジタルエンタテインメント事業が好調。家庭用ゲームでは「eFootball ウイニングイレブン2020」を始めとする既存の定番タイトルの販売が好調に推移。モバイルゲームも「プロ野球スピリッツ A」などの既存タイトルが好調だった。新型肺炎拡大の影響から春先はプロ野球やサッカーなどの公式戦が軒並み延期されたことから、代わりに同社のスポーツゲームを楽しんでいたもよう。巣ごもり需要は今後一巡が見込まれるものの、久しぶりにゲームをした復帰ユーザーの一定数が今後も継続的にゲームを続けることで、業績モメンタムは良好に推移すると東海東京では予想している。
コナミホールディングス<9766.T>が大幅高。東海東京調査センターでは、定番タイトルが収益をけん引するとして、レーティングを「Neutral」から「Outperform」へ、目標株価を3900円から5500円へそれぞれ引き上げた。
主力のデジタルエンタテインメント事業が好調。家庭用ゲームでは「eFootball ウイニングイレブン2020」を始めとする既存の定番タイトルの販売が好調に推移。モバイルゲームも「プロ野球スピリッツ A」などの既存タイトルが好調だった。新型肺炎拡大の影響から春先はプロ野球やサッカーなどの公式戦が軒並み延期されたことから、代わりに同社のスポーツゲームを楽しんでいたもよう。巣ごもり需要は今後一巡が見込まれるものの、久しぶりにゲームをした復帰ユーザーの一定数が今後も継続的にゲームを続けることで、業績モメンタムは良好に推移すると東海東京では予想している。
★10:18 ピジョン－大和が投資判断引き上げ 中国中心に想定以上の好業績
ピジョン<7956.T>が反発。大和証券では、中国中心に想定以上の好業績と指摘。投資判断は「4（アンダーパフォーム）」→「3（中立）」に引き上げ、目標株価は3730円から4420円に引き上げた。
2Q（4～6月）決算は、主軸の中国事業を中心に大和想定を上回る業績であり、印象はポジティブであると指摘。中国売上は98.9億円（円貨ベースで同4.5％増）、現地通貨ベースでは同＋10％強となった点に注目した。会社側では中国売上は今後も同程度の基調は維持できる見込みと語っているというが、大和では会社見通しを超過する可能性が高くなっていると考えている。コロナ流行により「ピジョン」のような信頼感の高いブランドが市場シェアを広げているという現象が日中で起こっているもよう。
ピジョン<7956.T>が反発。大和証券では、中国中心に想定以上の好業績と指摘。投資判断は「4（アンダーパフォーム）」→「3（中立）」に引き上げ、目標株価は3730円から4420円に引き上げた。
2Q（4～6月）決算は、主軸の中国事業を中心に大和想定を上回る業績であり、印象はポジティブであると指摘。中国売上は98.9億円（円貨ベースで同4.5％増）、現地通貨ベースでは同＋10％強となった点に注目した。会社側では中国売上は今後も同程度の基調は維持できる見込みと語っているというが、大和では会社見通しを超過する可能性が高くなっていると考えている。コロナ流行により「ピジョン」のような信頼感の高いブランドが市場シェアを広げているという現象が日中で起こっているもよう。
★10:22 ＰＣデポ－大幅安 1Q営業益57％増も材料出尽くし
ピーシーデポコーポレーション<7618.T>が大幅安。同社は11日、21.3期1Q（4-6月）の営業利益が10.6億円（前年同期比56.9％増）だったと発表した。パソコン等販売事業が好調だったことが寄与した。なお、株価は好業績を織り込んで上昇しており、材料出尽くしから売りが優勢となっている。
ピーシーデポコーポレーション<7618.T>が大幅安。同社は11日、21.3期1Q（4-6月）の営業利益が10.6億円（前年同期比56.9％増）だったと発表した。パソコン等販売事業が好調だったことが寄与した。なお、株価は好業績を織り込んで上昇しており、材料出尽くしから売りが優勢となっている。
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